Peter Michael L'Esprit des Pavots 2013
ピーター・マイケル レスプリ・デ・パヴォ

こんばんは。 小職でございます。 その日はお馴染みのピーター・マイケルを頂きました。 シャルドネやピノは無類の美味しさを誇りますが、サーのワインはカベも絶品でございます。 濃いガーネットの色調。 深い森を思わせる杉の香り。 ブルーベリーやカシスなど黒いベリーの香りの奥にチョコなような香りと上質なシガー、そしてスパイス。 酸味は中庸で、粘性は高い。 ふくよかな味わいでアルコール度数も高い。 木材の風味があり、継ぎ目の細かいワイン。 カシスリキュールの果実味と微かに塩気があり味わいにアクセントを与えている。 余韻は長い。 レスプリでも十分美味しいです。 サーのワイン、まだまだ頂きたいです。 皆さま、良い夜を。 おやすみなさい。

さて、次はレスプリ・ド・パヴォである。 こちらも濃い紫色。 レ・パヴォのようなジャムのような熟した香りはそのままに、こちらも杉の木やバニラ、 そしてパヴォには感じなかったチョコレートのニュアンスがある。 全体的には森の中にいるような清涼感を感じる。 粘性は高く、酸味は中庸。 味わいに関しては、ボルドーを目指したカリフォルニアのそれである。 やや新世界の甘やかなニュアンスも残しつつも、果実やボリュームに依存しないスタイル。 液体を飲み込むと、こちらも杉の香りやオークのニュアンスを強く感じられる。 レ・パヴォよりは濃くフルボディながら、層はレ・パヴォよりも薄いので正体を掴みやすい。 酒質はパヴォの方が滑らかで静謐。 甘みを感じるのは、こちらのレスプリ・ド・パヴォ。

たまには飲まないとね 皆さんが思っているよりあっさりです(^.^)