味わい |
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香り |
ワイン名 | Pacina Ciliegiolo |
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生産地 | Italy > Toscana |
生産者 | |
品種 | Ciliegiolo (チリエジオーロ) |
スタイル | Red Wine |
2020/11/24
(2012)
価格:2,000円 ~ 2,999円(ボトル / ショップ)
2012 パーチナ チリエジョーロ トスカーナ/イタリア 月曜日のワイン。 イタリア中部の土着品種で、キャンティのブレンドにも使われるチリエジョーロ100%のワイン。 その名はイタリア語のさくらんぼを意味するチリエージアに由来しているとのことです。 外観は黒みがかった濃いチェリーレッド。8年前のワインとは思えない若々しい見た目。 香りは、意外にハッキリした揮発酸に、やっぱりぃ⁉︎ のダークチェリー(笑) 柘榴やアセロラのようなちょっとザラついた酸味の赤果実やプラムのよう甘酸っぱい香りも。 口に含むと、弾けるようなイキイキした果実味と酸! 滑らかな質感のミディアムボディで、基本的にドライですがジューシーです♪ ぺパリーなスパイス感と、細かくじわじわ拡がる小粒なタンニンが印象的で、飲むほどに口の中に渇きを感じるタイプのヤバいワインですね∑(゚Д゚) 主としてタンニンの効き目なのか、舌の中程から口蓋にかけてジワっと進行する収斂性があり、ワインをさらに奥深くへ送りこむと、アフターに喉がギューッと締まるような長い余韻。 もしかして命懸けで飲むワインですか? というような緊張感のある美味しさです(苦笑) 冗談はさておき、とてもユニークな個性を持った上質なワインだと思いました。 何故、こんなにハッキリしたキャラクターの品種が、ブレンド専用のようなポジションで大人しくしているのか? ハッキリし過ぎているから⁉︎ とても、もったいない気がしますが、強すぎる個性の活かし方が見つからず、結局のところ持て余しているということなのでしょうか⁇ 個人的には、もっと注目されて良い品種のように思われます。2000円台後半という購入価格も、馬鹿げた安さに思えます。 ちなみに、このワインを合わせたのは鰤大根、春菊のおひたし、厚揚げ焼きに山形のダシ乗せ、だし巻き卵、ニシンと鮭の昆布巻きという、純和風の晩ごはんだったのですが、何の違和感もなく、美味しくペアリングを楽しみました。 さて、このワインに合わせて聴いていたのは、本日もバッハのゴルトベルク変奏曲です(苦笑) イタリア人ギタリスト、マルコ・サルチートがギター独奏用に編曲したゴルトベルク変奏曲のCD2枚組のアルバムです。 反復の指示にも忠実に従い、ギターの楽器特性を考慮した遅めのテンポによる進行のため、トータルの演奏時間は1時間50分近くに及ぶ大作となっています。 敢えて、ゆっくりゆったり弾くことで、ギターな音色の素晴らしさと、バッハが創り出した曲の構造の美しさや細部の技巧のひとつひとつを明らかにしようと試みているような演奏だと私は受けとりました。 スローライフ的なワインとスローライフ的な演奏のコンビネーションが合わない訳がなく、また同国同士の産地合わせもバッチリで、しみじみした気持ちが募るマリアージュですね♫ こんな時、ブラジルとかポルトガルだと「サウダージ」というピッタリな言葉がありますが、イタリア語の類義語を探すと「ノスタルジア」という言葉がヒットします。 何か違うような気がします…どなたか、適切な言葉を教えてくださいm(_ _)m
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