味わい |
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香り |
ワイン名 | Mount Langi Ghiran Cliff Edge Shiraz |
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生産地 | Australia > Victoria > Grampians |
生産者 | |
品種 | Shiraz (シラーズ) |
スタイル | Red Wine |
2025/02/15
濃厚な果実味いつもは飲まない濃厚なワイン。 3日で何とかのみ切りました。プルーンやほしブドウのニュアンス
2022/10/25
(2018)
オーストラリア料理のお店にて。クロコダイルのフリット、生ラム肉、ダチョウのカルパッチョ。 シラーズはこの後出てきた焼いたお肉と合いました。
2022/04/27
(2015)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
2015 マウント・ランギ・ギラン クリフ・エッジ・シラーズ グランピアンズ ヴィクトリア/オーストラリア 火曜日のワイン。 晩ごはんのチキンソテーに合わせて、オーストラリア、ヴィクトリア州グランピアンズ産のシラーズをいただきました。 目の覚めるようなクリアな美味しさ! ボルドーライクな、透明感のあるガーネット。見た目は至って普通のシラーズです。 どちらかと言えば主張の弱い、穏やかでエレガントなタイプのバランス良くまとまった、優等生的な上品な香りに思われます。 しかし、それは世を忍ぶ仮の姿。 最初のとっかかりとして、意外に強いミルキーなニュアンスに着目すると、冷涼感のある果実のフラグメント、黒胡椒的ではない想定外のスパイシーさとか、強烈な炭や墨汁の風味とか、さざれ石がゴロゴロ転がっているようなミネラル感とか、芋蔓式に次から次へと、尋常ならざる香気が鼻腔を刺激していることに気がつきます。 「静かな香り」と思っていたら、そこにはとんでもないエッジの立った怪物が潜んでいる感じです。 口に含むと、めちゃめちゃスムーズで、優しく柔らか、抵抗なくスルスル飲めちゃう清涼度の高い味わい。 純粋でクリアな果実の旨みに、しなやかな酸、軽やかなタンニン、洗練された余韻。 ワインを飲み終わり、キレイな余韻を楽しんだ後に、甘やかなワインの旨みのキックバックが激しく乙です∑(゚Д゚) ワオ! これはめちゃ美味しいワインです‼︎ 純度の高いワインには純度の高い音楽を合わせたくなり、セレクトしたのはマイク・オールドフィールドのデビュー・アルバム『チューブラ・ベルズ/Tubular Bells』(1973年)。 あのヴァージン・レーベルのファーストリリースとして一大コングロマリットの礎となり、映画『エクソシスト』のテーマ曲として世界を席巻した不朽の名作ですね♪ もうすぐ発表から50年になりますが、いつ聴いても新しい発見のあるロック史に残る傑作。 思えば、小学生の頃、映画館で怖さに震えながら観たあのホラー映画が、私の音楽的嗜好の決定的なマイルストーンになりました。 小学生の時、まず映画のサントラ盤を手に入れ、中学生になってから初めて買ったロックのアルバムがこの『チューブラ・ベルズ』。もう何千回聴いたことでしょうか? サントラ盤の方も、ウェーベルンやペンデレッキの音源が入っていて、その後、現代音楽にハマるきっかけになり、いろいろな意味ではじまりのアルバムになりました。 しかし、このオリジナルの『チューブラ・ベルズ』は格別です。 そんな純度の高い感慨に耽りながらいただくワインとして、このクリフ・エッジ・シラーズは完璧なように思えました。