Marsuret Valdobbiadene Prosecco Superiore Millesimato Dry Agostino
マルスレット ヴァルドッビアーデネ プロセッコ・スペリオーレ ミレッシマート ドライ アゴスティーノ

Marsuret Valdobbiadene Prosecco Superiore Dry Millesimato Agostino さて、プロセッコにはいくつかのクラスがあり、どのクラスの物でも最初の乾杯に相応しいスターティングポジョン的なスパークリングワイン(一部スティルもあり)には変わりはないのですが、デイリーでカジュアルな物からシングルヴィンヤードの繊細な物まで、味わいも辛口から甘口まで、スタイルも強発泡から弱発泡~濁りと様々あります。発泡製法はシャルマ方式がセオリーですが瓶内二次醗酵のシャンパーニュ方式も認められます。はたまた、旨味を増すためにシュール リー製法を取り入れたり、陰干しした葡萄を使って果実の凝縮感を表現する等、生産者により個性がみられますo_Ô 量産型の平地は機械摘み、作業の困難な丘陵地では手摘み。となると、価格(JPY)も1000円以下の物から7000円台までと差も障じてくるわけですね^_^/ 最近ではどこかのブランドとコラボして数万円もするボッタクリ物まで存在しますが.. '_' そして僕は真のプロセッコを知りたいが為に、今回はDry(プロセッコではやや甘口~甘口)のこちらを選んでみました。 Marsuretはこの地の葡萄栽培家、収穫の50%を同業に販売し、選別した本当に質の良い50%で自社ワインを造ります。鮮度の高さが売りな造り手。(以前も同じ話してますね..^_^;) alc.11.5%、グレラ85%、ヴェルディーゾ、ビアンケッタ、ペレーラ15%、残糖値22g/l、Dry、メインの葡萄はCartizze(最高区画)に隣接した畑より。 標準的で淡いイエロー色~いつものプロセッコ香は合格!~クレマンよりも大人しくクリーミーな泡質。甘さだけでなく苦味とのバランスが良い様に思います。ニ日目後半、ドイツワインの様な冷凉感と潜在的なピリピリとした酸を感じました。泡が抜けたこの瞬間が一番美味しかったです。苦味を感じたいならドライフルーツや甘いデザートピザで。果実味を感じたいならピーナッツやピスタチオと共に..。カクテルを飲む様な雰囲気で味わってもらいたいプロセッコです。

チェルビニア