味わい |
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香り |
ワイン名 | Louis Dousset Blanc de Noir Brut Nature |
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生産地 | France > Champagne > Montagne de Reims > Verzenay |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Sparkling Wine(White) |
2024/06/01
(2009)
価格:8,250円(ボトル / ショップ)
☆3.3(セール価格補正込み) つい、〝人が捌けた夜の空港〟 と喩えたくなる、妖艶かつ黄昏れたBdNミレジム09でした── 昨秋に頂いた、同じ生産者さんのノンドゼのロゼNVに感銘を受けたため、今回はノンドゼのBdNミレジム09を開けます。 そのロゼNVは、はち切れんばかりの旨味&コク、そして〝the漢の苺ケーキ〟の様な媚が無い甘やかさが、非常に印象的でした。 テクニカル情報は最下部に載せていますが、ヴェルズネイのピノ・ノワール単体によるノンドゼのブラン・ド・ノワールで、2009ミレジムです。 抜栓直後── ◯香りの第一印象は、ガツンと焼き林檎&コンポートの熟度、そしてシナモン。 ◯口に含むと、味わいの出力が香りに追いついていないので、時間を置きます。 抜栓3時間後── ◯前述の熟度の高い林檎がハイトーンに健在。 ◯抜栓直後のシナモンですが、キャラメリーゼされた様な、もしくは黒糖を煮詰めた様なニュアンスに変貌して、とても印象的です。 ◯また、ホワイトマッシュルームの様な熟成感もあり、全体として非常に妖艶なアロマです。 ◯味わいも、ノンドゼらしいスリムな体躯ながらも、香りのニュアンスに追いつきました! ◯個人的に大好きな、ヴォルネイ特有のカチッとしつつ伸びやかな酸の質感ですが、柔らかさを帯びたこの長熟ミレジムにおいても、その面影を感じ取れます。 ◯ノンドゼのロゼNVと比べると、男性的な旨味&コクのパンチ力と言うよりは、女性的な柔らかさが身上に思えます。 ノンドゼですが、デゴルジュマンから4年半以上経っているせいでしょうか、全体的に黄昏れた雰囲気&妖艶さを帯びています。 特にこの黄昏感は、デゴルジュマンから相応の年数が経過していないと中々感じ取れないので、私にとっては貴重です。 【糖分に守られないノンドゼは酸化が進んで、きれいに熟成しない】というお話しもありますが、前述のとおり、黄昏感を確かに感じますし、いわゆるメイラード反応的なキャラメリーゼもあります。 その一方で、個人的には、「もし、4g/L前後のドザージュ量だったら、風味はどうなっていたのだろう?」と、大変気になります。 同じ生産者さんのノンドゼのロゼNVは〝the漢の苺ケーキ〟と表現しましたが、このノンドゼBdN2009は〝人が捌けた夜の空港〟と喩えます(笑) やばい、神の雫に全く同じ様な表現があった気が(汗) ミスチルのBLUEと泡せながら♪♪ グラス選び(写真1枚目)── ◯左のグラス(ルイロデのボウルがやや膨らんだタイプ)と右のグラス(ベラヴィスタのボウルの膨らみがスタンダードなタイプ) ◯圧倒的に、左のグラスです! ◯まず、香りの立ち方が別世界です。この左のグラスはボウルの膨らみにより、焼き林檎&コンポート&シナモンに黒糖、ホワイトマッシュルームが顕著です。 ◯味わいに関しても、柔らかく解けていく口当たりで、この長熟シャンパーニュの良さを引き出しています。 ◯その一方、右のグラスは、香りも味わいもギュッと収斂して感じ取りにくいです。 ★テクニカル情報★ 裏ラベルより── ◯ヴェルズネイのピノ・ノワール単体のブラン・ド・ノワール ◯2009年のミレジム ◯瓶詰め2010年7月&デゴルジュマン2019年10月 ◯ドザージュはゼロ、ブリュット・ナチュール
2023/01/03
(2009)
ロゼに近い位の濃いシャンパンゴールド。香りは熟したリンゴやグレープフルーツ、ハチミツなどを思わせる。完熟したフルーツの甘酸っぱさ、中盤から後半にかけては、まろやかな酸味が広がり、柑橘系の爽やかさを残してきれていく印象。 トリュフナッツ、熟成チーズと合わせました。
2021/11/03
(2002)
価格:19,800円(ボトル / ショップ)
Louis Dousset Blanc de Noirs Champagne Grand Cru2002、ブランドノワールらしいペールやコンフォートの濃い甘い果実香やナッツのふくよかな香りするが、ミネラリーとノンドサの特徴も供える稀有な逸品。
2023/04/14
(2009)