Lou Dumont Léa Sélection Latricières Chambertin Grand Cru
ルー・デュモン レア・セレクション ラトリシエール・シャンベルタン グラン・クリュ

久し振りのヴィンテージ。

どうやら近頃のカゼッタイーノでは連夜のようにブルゴーニュが登場するらしい… コルクが乾燥していて途中で割れたようですが、そこは百戦錬磨のソムリエ…事もなげに対応します。 赤系果実を想わせる香り、トリュフや土のニュアンス、なめし革っぽい熟成香が素晴らしい。 94ヴィンテージであることを忘れさせるほどのしっかりとした酸も感じられます。

1994年、息子の誕生年のブルゴーニュ。

ルーデュモンのラトリシエール。 ジュヴレ シャンベルタンの中でも地味な印象のラトリシエールですが、若干 状態が良くなかったものの、充分素晴らしい味わいでした！ ヴィンテージ的には飲み頃ド真ん中。トリュフを感じる熟成香かなり放っていて、果実味に酸とミネラルが溶け込みきっていて、出汁のような滑らかな印象。 久しぶりに素晴らしいピノ頂きました<(_ _)>

色はオレンジがかったガーネット。 グラスに注ぐとカシスジャムのように濃厚なフルーツの香り、紅茶やタバコの熟成香も感じられます。 豊かな果実味としなやかなタンニン、コクのある旨味が口の中に広がります。 若いヴィンテージの荒々しいタンニンが20年の熟成でまろやかになり心地の良い余韻が味わえました。