1868年にオーセイ・デュレス村でネゴシアンとして創業。1942年に「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ」の株式を共同経営者として取得するも、1991年に自らが運営するドメーヌとメゾンに力を注ぐため、ヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を置き、D.R.Cの経営を離れた。ルロワの現オーナー、ラルー・ビーズ・ルロワは「ワインの個性は土地が決定するもの。ワインは畑で生まれ、生産者はその手助けをするだけ」と考え、テロワールを表現する為、極限まで収量を減らし、ブルゴーニュでも最も早くビオディナミを導入した。マダム・ルロワの造るワインは、自然への愛情と一切の妥協も許さない厳しい品質管理が生み出す、完璧を誇るワインである。