Le Milieu Polaris Pinot Noir 2021
ル・ミリュウ ポラリス ピノ・ノワール

透明感のある淡い赤の色調。 香りにはチェリーとストロベリーに、少しの堆肥。 味わいの果実は、チェリーを思わせる赤系果実。 良く熟した、甘露のような風味。 酸味はやや控えめで、少しだけ渋みを感じます。 淡くチャーミング。 でも静かで控えめ。 なんとなく儚い感じのする赤ワイン。

ポラリス　ピノ・ノワール2021 ル・ミリュウ 2019年の秋にバスツアーで伺った覚えが…フワッとした印象しかないが最近のワインは果たして。 北極星の名を冠すワインだが…ラベルには北極星・北斗七星があるけど円は北極星が中心でないし、明るい点はどの星を表してるんだろ…（汗） 色はややオリがみえる中等度のラズベリーレッドで粘度も中等度。ヴィンテージの割にオレンジみのある色とオリから自然派みたいな佇まい。 香りはピリッとした野性味のニュアンスがある…やや甘さのある野いちごやラズベリー、ハーブ、茸…シンプルなバランスだけど長く嗅いでも深くまで香りが残り充実している。 アタックは瑞々しく、控えめな甘みと中等度の酸、サラサラとした軽めのタンニンでミディアムライトなバランス。アルコールは軽量だが、口当たりにピリッとした感覚がありアフターも長めなので、柔らかい赤ワインの中では充実感がある。 バスツアーではフェスシリーズのメルローやシャルドネ＆ソーヴィニヨン・ブラン等を飲ませてもらったと思うけど自然派なニュアンスは共通してるかな…。正直、バスツアーのときは買おうと思わなかったけど今は質が上がってるのかも。 難を挙げればラベルは天体の動きに忠実であって欲しいかなー…

開栓直後はイチゴのような軽やかな香りと、若干のヨーグルトのような酸味の効いた乳製品の香り。ル•ミリュウさんはぶどうの良さやバランスを尊重するスタイルのようで、納得の繊細さを感じました✨ ２日目はとても華やかなベリーの香りが！乳製品のような香りも落ち着いて、とってもフルーティーに一転！初日は少し薄くてシャバシャバかなぁと思ったのを全面撤回しますっ！！！

あと少し薄ければシャバいと言えるギリギリの繊細さ。香りは赤系フルーツと品のいい紅茶。わずかに出汁。相方に飲ませたとこ女の子の香りがするとのこと（笑） 1日目は若干閉じ気味だけど2日目から果実味も出始めて良くなる。