味わい |
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香り |
ワイン名 | Jk.14 Labano Valdobbiadene Prosecco Superiore Brut |
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生産地 | Italy > Veneto |
生産者 | |
品種 | Glera (グレーラ) |
スタイル | Sparkling Wine(White) |
2023/08/03
NV JK.14 ラバーノ ヴァルドッビアデーネ・プロセッコ・スペリオーレDOCG ブリュット ヴェネト/イタリア 水曜日のワイン。 本日も21時過ぎの帰宅。かなり消耗した感じになっていますが、残り物でカンタン晩ごはん。 冷蔵庫に、賞味期限切れのブロックベーコンと、萎びかけたナスやぴーまん、先週ハーフカットした玉ねぎがラップにくるまれたまま、放ったらかしになっていましたので、つくるのはパスタ一択です。 先ずは、フライパンに油を敷きマスタードシードを加熱してから、適当なサイズに切った各食材とニンニクの微塵切りを炒めます。 良い感じに火が通ってきたら白ワインを振りしばらく蒸し、そろそろ使わなきゃ…と思っていた瓶詰めのパスタソースと、もの珍しさで衝動買いしたものの、存在を完全に忘れていたアイオリソース(こちらも瓶詰め)を加えて軽く煮込んだら、ソースはできあがり。 パスタは、開封したまま数ヶ月経ってしまったフェットチーネを発見したので、こちらも迷いはありません。 ゆで時間5分のパスタのおかげで、つくり始めから20分程度で完成。粉チーズをガンガン振っていっただきま〜す! いつもの自画自賛ですが、コレ、めちゃくちゃ美味いですよ♪ まったく意図せざることでしたが、ソースのベースがトマト味だったことと、ピーマンとベーコンを使っていることもあり、味わいが、小洒落たカフェで出てくるような、高級な「ナポリタン」みたいです(笑) こちらのお料理に、娘氏が仕事先でいただいてきた、プロセッコを合わせてみました。 「JK.14」というのが、つくり手さんの名称になりますが、ラグビーファンの方は、これでピンとくるかもしれないですね。 JKは、女子高生ではなく、ジョン・カーワンという、ニュージーランド代表として名を馳せた、ラグビーレジェンドの愛称、14は彼の現役時代の背番号にちなみます。 ニュージーランドではなく、イタリアワインなのが面白いところですが、彼が現役選手だった頃、ニュージーランドがシーズンオフの時は、季節が反対のイタリア・ヴェネトにあるトレヴィーゾのチームでプレイしていたそうです。 お連れ合いは、その頃、知り合って結婚したイタリア人ですから、イタリアは第二の故郷。彼がヴェネトでワインをつくっているのも、聞けば納得の話ですね♪ さて、ボトルはオールブラックス(NZ代表チームの愛称)にちなんでいるのか、ボトルもエチケットも「すべて黒」の中に白文字が浮かぶ、なかなかカッコいいヴィジュアル。 ワインは、透明感のあるとても上品なプラチナイエローの色合いで、泡立ちは繊細なタイプですが、勢いがあります。 サッパリした印象の柑橘香に、微かにラムネの風味と石灰系のミネラルのニュアンスが入り、これは間違いなく食事向きのワインと思われます。 口に含むと、フレッシュで爽やかな果実の旨みと、強度のあるしなやかな酸。 泡がきめ細かいので、当たりが柔らかく、軽やかで優しい口あたり。 スッキリとキレのある、清涼感あふれる味わいで、料理との相性も抜群です。 いやあ、美味しいじゃありませんか⁉︎ ラグビーといえば、今年はワールドカップが開催されますが、カーワン氏は、第1回のワールドカップで90メートルを独走する伝説的なトライをはじめ、合計6トライを決めてトライ王となっています。 ちなみに、彼の最後の所属チームは日本のNEC。1997年から3シーズン過ごし、2000年2月に現役引退してユニフォーム姿に別れを告げました。 指導者としては、ヘッドコーチ(監督)として、イタリア代表で1回、日本代表を率いて2回、合計3大会のワールドカップを戦っています。 今回のワールドカップには、NZ、イタリア、日本の3カ国とも出場しますから、各チームの観戦のお供にこのワインなんて、最高じゃないでしょうか?