Jean Claude Bachelet Bienvenues Bâtard Montrachet Grand Cru
ジャン・クロード・バシュレ ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ グラン・クリュ

友人とワインを頂きながらの夕食。 続いては友人からで、ドメーヌ・ジャン・クロード・バシュレ・ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ・グラン・クリュ2012年を頂きました。 少し熟成を感じる美しい黄金色。 スモーキーでナッティ、甘いカラメル系オークが香り、ジャミーなシトラスのしっかりとしたアロマ。 美しいボディで高貴な甘い果実。スパイシーなファインな酸味から長い余韻に香る美しいミネラル感。 全体的にボリューミーですが、とても各要素がバランスよく調和して、正にグラン・クリュの風格をきちんと持ち合わせた素晴らしい出来栄えでした。 丁度良い熟成の域に入っていますが、とてもアプローチしやすくある意味飲み頃ではないでしょうか。

濃いゴールド、甘味酸味しっかりしている、かなり熟成、時間経過と共にチョコ感までのコクが出た

ドメーヌ・ジャン・クロード・バシュレのビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェ2010年です。ドメーヌはサントーバンに本居をおきます。 バシュレの名のつくドメーヌはいくつかあって混乱するので一度整理します。ジュヴレシャンベルタンの名手がドメーヌ・ドニ・バシュレです。またマランジュのドメーヌ・ベルナール・バシュレを祖としたバシュレ一族のドメーヌ・ヴァンサン・バシュレにジャン・フランソワ・バシュレがあり注目の新興ドメーヌ・バシュレ・モノもその血統をひきます。そしてサントーバンで祖父から続くドメーヌをまだ若い兄弟2人が運営しているのがドメーヌ・ジャン・クロード・バシュレです。さらにシャサーニュ村の老舗ドメーヌ・バシュレ・ラモネもあります。 今回はジャン・クロード・バシュレの良年10年のビアンヴィニュを入手したので店に持ち込みです。 綺麗に輝く緑色がかった蛍光黄色。粘性あってトロトロの飲み口です。濃い果実味に鋭い酸味あってバターに蜂蜜ナッツありヴァニラ香たっぷりです。いつまでも舌に残るミネラル旨味が余韻として続きこれは濃い味わい美味しい白です。凝縮感あって甘みの果実味に苦味の後口がサッパリでさすがのグランクリュ素晴らしい白です。