Jacques Carillon Chassagne Montrachet 1er Cru Les Macherelles
ジャック・カリヨン シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・マシェレル

ミッシェル・ニーロンのドメーヌ訪問後シャサーニュからさらに高地側に結構登って行くとヴォルネイです。その坂の途中のレストランでランチしました。 選んだ白ワインはジャック・カリヨン シャサーニュ・モンラッシェ 1er Cru レ・マシュレール 2011 花や蜜の香り 適度なミネラル感とちょっとした粘質がブルギニヨンなどのお肉料理がサーブされる前のウォーミングアップにはちょうどいいですね カリヨンと関係ありませんが、ヴォルネイの畑はポマールの畑やシャサーニュ、ピュリニーと比べてかなり高地に位置しています。 それであの酸が豊かでフェミニンな優しいワインができるのかと納得です。地図や本にもありますが実際見ると想像以上で百聞は一見に如かずです

その日は、有難いワインをグラスで頂きました。 2本目はジャック・カリヨンのマシェレーユでございます。 先程のムルソーよりもやや淡いレモンイエロー。 香水のような華やかな香り、極めてフラワリーで柔らかな毛布のように優しい香りが立ち込める。 琵琶なしい水分の多い瑞々しいメロン、少々ライチのニュアンスもある。 酸味はやや弱く、粘性は少々高め。 オイリーな質感でトロッとした舌触り。 やや塩味を帯びたミネラリーな果実は香り同様とても優しく、長めの余韻までトロみのある液体がスーっと流れていく。 これもいいです。 若いのに極めて飲みやすい。まだ味わいに果実が乗るのは先ですが、今開けても時間をかければ十分に楽しめる一本であると思います。

ドメーヌ・ジャック・カリヨンのシャサーニュ・モンラッシェ1erCruレ・マシェレル2013年です。ピュリニーの名門カリヨン家は2010年からジャックとフランソワの兄弟にドメーヌは分割されています。こちらは兄ジャックの継承したシャサーニュの一級畑レ・マシェレルでピュリニー寄りに位置しています。初ヴィンテージの2010年はなかなか美味しかったので機会があれば又と思っているといつの間にか2013年ヴィンテージが出ておりさっそく購入ですぐ開けます今飲みます。 綺麗な緑色がかったイエロー。凝縮された果実味に樽由来のヴァニラ香たっぷりそしてほのかなラムネにクレームブリュレとリッチな味わいです。酸味は強く刺激的でミネラルの余韻を助けています。少しジュース感があってまだまだ若くそうですね5年後ぐらいが楽しみな白です。

ルイ・カリヨンの息子の初ヴィンテージ 良い出来・のみ頃かと思う。余韻も楽しめ上等。