味わい |
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香り |
ワイン名 | Jérôme Bretaudeau Macération |
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生産地 | France > Val de Loire |
生産者 | |
品種 | Pinot Gris (ピノ・グリ) |
スタイル | White Wine |
2021/01/02
(2018)
価格:2,600円(ボトル / ショップ)
お正月の和食にぴったりなロワールのオレンジ ドメーヌ・ベルヴュー ピノグリ マセラシオン 2018 ピノグリ100% オレンジ、アセロラ、ローズヒップ 自然な果実味 優しさ溢れる味わい(*´∀`)
2020/08/24
(2018)
価格:3,000円 ~ 4,999円(ボトル / ショップ)
ピノ・グリージョ(グリ)の旅・その100 2018 ドメーヌ・ド・ベル・ヴュー(ベルヴュー/ジェローム・ブレトドー) マセラシオン ヴァン・ド・フランス(ロワール)/フランス グリ/グリの旅は、ついに3桁の大台に、そして未踏の地、ロワールに到達しました。 ロワールのピノ・グリ⁉︎ その存在は知っていましたが、ショップで目の前にこのワインが現れた時は、2度見、3度見してロワールのワインであることを確認しました。 ドメーヌ・ド・ベル・ヴューは、2005年に4haの畑の購入から始まったミュスカデの生産者。 オーナーのジェローム・ブレトドーは、ワインづくりとは無縁の家庭出身だそうですが、ワイン好きの父親の影響で、5歳から食事の度に父のワインの味見を始め、15歳の誕生プレゼントとして父親からもらったボルドーワインの教本でワインづくりが生涯の仕事と定まったという、なかなかユニークな経歴の持ち主です。 10年ほど前から、ミュスカデ以外の品種でその土地のテロワールの特徴や可能性を引き出すという試みを続けていて、現在は8haとなった畑に、ミュスカデ、グロ・プラン、ソーヴィニヨン・グリ、ピノ・グリ、シャルドネ、ガメイ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ、ピノ・ノワールを植えているそうです。 増えた4ha分は、すべてミュスカデ以外の9種類ということのようで、やはりユニークですね♪ さてこのワイン、中身はその名の通りマセラシオンを経たグリ/グリのオレンジワインで、規格はヴァン・ド・フランス(VdF)。 オレンジの封蝋の上からスクリューを刺し、エイヤッとコルクを引き抜きます。 外観は、イエローの度合いの高いクリアなピンクオレンジ。少しとろみがありますが、サラッとした感じにも見え、飲み手を誘っているような蠱惑的な見た目ですね♪ 香りもやはりユニークです。 最初に感じるのは、紅リンゴ、ピンクグレープフルーツ、アセロラなど、うっすら赤い果実。 次いでビールのようなホップや麹?を思わせる落ち着いた酵母の風味。 レザーや鉄、微かにスモーキーなニュアンスも感じ、簡単にまとめられない、凸凹だらけの香りのレーダーチャートといった趣きです。 味わいは、かなりドライに仕立てられていますが、オレンジワインらしいまろやかさ、塩味を含む鉱物的なミネラル、グリ/グリらしい硬質な苦味が良いバランス。 清涼感のある酸、非常にキメの細かいタンニンが、爽やかでしなやかな飲み心地を支えています。 晩ごはんの紅鮭の飯寿司と、スモーキーさが良いつなぎになって完璧な相性を示していますね(๑˃̵ᴗ˂̵) グリ/グリのマセラシオンといえば、アルザスやフリウリ・ヴェネツィア・ジューリアのあれやこれやを思い浮かべますが、このロワール、ミュスカデのグリ/グリは、どこの親戚とも似ていませんね(笑) 世界中を彷徨い歩くグリ/グリの旅、100回目の節目の回に、また新しい可能性の大地を発見した思いです٩( ᐛ )و
2021/07/22
2020/08/31