Institut Agricole Régional Cornalin
アンスティトゥ・アグリコル・レジョナル コルナリン

コルナラン 2016/アンスティトゥ アグリコルレジョナール ぶどうがコルナラン って！ハイトーンでやはり標高高い。ハーブと生肉、ピュアで清流な質感。美味しく無いけど、個性の学習。

イタリア固有種探訪シリーズその89 コルナラン(Cornalin d'Aoste) VIVC 2838 ヴァレ・ダオスタ州の赤ワイン品種。スイスでこの品種から高級ワインが作られているとあり、イタリア固有種にはならないかと思ったが、いつも参照しているサイトで、別扱いだったため、めでたくシリーズ入り(^^)/

アンスティトゥ・アグリコル・レジョナルのコルナラン。 ヴァッレ・ダオスタの感動するワインを求めて～。 こちらヴァッレ・ダオスタでは有名な州立農業学校のワインです。どんな学校なのかイメージ湧かないですが、品種の研究や畜産などもやってるので日本の農大のようなものなんでしょうか。この農学校でリリースしているワインを全て飲めば、ヴァッレ・ダオスタ州で栽培されているブドウ品種はほとんど制覇できます。ちょっと値段はお高めなので大変ですが。 今回の品種はコルナラン。この品種は北イタリア原産で、ここヴァッレ・ダオスタ州と、北隣りのスイス・ヴァレー州でしか栽培されていない希少な品種です。ヴァレー州ではこの品種から高級ワインも生まれているようです。 色調は明るめのガーネット。ライト系だが透明感はない。ラズベリーなどのフレッシュな赤果実をまず感じ、続いて土やコショウなどのスパイシーさを感じます。ガメイのようなバナナ感あり。独特な香りですね。 非常にスムーズな口当たり。アタックで酸味は殆ど感じられず、タンニンもまろやかです。予想外のナチュール系なチュルチュルな飲みくちですね。ヴァッレ・ダオスタの赤ワインは気候や標高の関係で軽めの味わいになりますが、こちらは軽いワインの良さがうまく表現されてます。全体的に良い作り手のガメイを彷彿とさせるワイン。