味わい |
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香り |
ワイン名 | Hughes Béguet Straw Berry |
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生産地 | France |
生産者 | |
品種 | Poulsard (プールサール), Savagnin (サヴァニャン), Chardonnay (シャルドネ) |
スタイル | Red Wine |
2017/08/04
(2012)
「STRAW(藁)BERRY」… 遂に゛禁断″の一本です… 僕の超イチオシの生産者パトリス・ユグ・ベグの禁断のキュヴェ… ※興奮しているので長編になります↓ 収穫したブドウを、プレスする前にビオの藁の上で乾燥させて糖度を高めてから造る極上の甘口ワインである゛ヴァン・ド・パイユ(藁ワイン)″。 御存知、ヴァン・ジョーヌと並ぶジュラの伝統ワインです。 厳密に言うと、この「STRAW BERRY」は規定から外れてしまっているためにA.O.C.の認可が降りず、Vin de Franceでのリリースです。 それもあってか、キュヴェ名をユニークにもじって、藁ワインからのStraw゛ストロー″(藁)と、発酵する時の果汁がイチゴの香りである事からのBerry゛ベリー″(苺)を足した造語で「STRAW BERRY ゛ストロベリー″」。 名前からして魅力満載です♪♪ 一番の特徴は、多くのヴァン・ド・パイユは白ブドウのサヴァニャン主体で造られるため白が多いのですが、これは2/3が黒ブドウのプールサールで残り1/3がシャルドネ+サヴァニャンなので、赤として造られています。 価格もなんと1万円超えと、僕も遂に初めての大台に乗りました。 375ml入りですから、とてもアンビリバボーですw(゜o゜)w 忘れもしません。去年、馴染みの酒屋さんがこっそり試飲させてくれた時の衝撃と感動! 一口飲んだ途端に、「えへへ …」と、だらしなくニヤケ顔になってしまうのを止められない程の美味しさ…えへへ(*´∀`)♪エヘヘ(*´∇`*) 感動の余韻がいつまでも収まらず、緩んだ顔も元に戻せず(笑)、羞恥心もなく、ひたすらエヘヘ~と♪ アホ面になっていたでしょう(笑) 感動と歓喜が混ざり合って生まれた特別な感情…忘れられない体験になりました。 清澄も濾過も行わず、醸造・熟成の段階はおろか、瓶詰めの際にすら亜硫酸を使わない完全無添加。 それもあってか、このワインは機嫌の波が激しい気難しい性格みたいですが、丁度この日は非常にゴキゲンだったらしく、最高の味わいをもたらしてくれました。 それ以来、頭から離れず…恋い焦がれ…そして遂にようやく手に入れた次第です。 煮詰めた蜜のような凝縮感と、もはや古酒のような雰囲気を纏う…。 こんなに熱心にアピールしているのに、感想は幼稚なものですみませんが…゛極上の苺ジャム″…。 まだまだ勉強中、いや、一生勉強の身の僕に出来る精一杯の表現は…極上の苺ジャム…それだけです。 こんなに美味しい液体は他にないかもしれません。 対話しながら日々、少しずつちびちびと、大事に大切に飲もうと思います。 飲むたびに、確かな幸せをくれる極上のワインです。 ジャン・マルク・ブリニョのジュール・ド・フェット以来、二つ目のvinica初投稿ワインとなりました(^_^)v