François Cotat Sancerre Culs de Beaujeu
フランソワ・コタ サンセール クル・ド・ボージュ

生牡蠣と一緒に 珍しく、一緒に開けたシャブリに軍配か… 前のヴィルボワのサンセールのほうが華やか、生牡蠣には合いそう△ 甘味のある料理に

フランソワ・コタ　サンセール　クル・ド・ボージュ　2016 すっかりコタのサンセールへハマりつつあります。機会があればあれこれいただいています。 ショップの紹介では樹齢の古い葡萄、グラン・コートよりも早い収穫とありますがどうでしょう？ コタらしいSBなのにSBらしくなく、そして花と果物の香水から甘やかな香り。しっかりした甘みと輪郭を作る酸味でやはり美味しいですが、どこか焼けたようにも感じるのはボトル差だったのか、まだワインがシャイだったのか、はたまたこういう要素もあるワインなのか、もう少し色々いただいて理解してみたいと思います。

François Cotat Sancerre Culs de Beaujeu 2009 フランソワ・コタ サンセール クル・ド・ボージュ この日はイルリ会さんにお邪魔しました。 これは、わたしの持ち込み。 美味しいです。すごいです。 グラスの光は素晴らしい輝き。まだまだ若々しい？ 華やかな花と果物の香り。先程のソアーヴェとは、あまりに違う。剛い。 甘さすら感じる香りのむこうにしなやかなミネラルそして美しい酸。 生クリームを敷いた上にファゴティーニ（イタリア米、キノコ、シャケ）をおき、ガルム“ローマ時代からの魚醤）につけたトト豆（シャケのイクラ）をかけて すごくこの剛いSBに合います。

2011年の9度で遮光下で熟成。骨格をなす酸と複雑な香り

ここまで熟れるか、と驚くサンセール。 グラスに注ぐだけで香りが流れ出す。色はほんのり黄緑がかった淡さ。洋梨やマルメロのコンポートがムワッと香る。口に含むと、実に享楽的な甘露感。黄色い果実の極上ドロップを舐めているよう。サンセールを良く飲んだ人ほど驚くはず。収穫をギリギリまで遅らせているからだろうが、もはや単なる辛口ではないだろう。ソーヴィニヨン・ブランの、また別の一面を垣間見る。 フォアグラや、果物と合わせた豚料理までいけそう。遠からず、パスカルの方も飲んでみよう。

フランスで買ったやつ