味わい |
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香り |
ワイン名 | Eisele Vineyard Cabernet Sauvignon 2011 |
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生産地 | USA > California > Napa |
生産者 | |
品種 | Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Cabernet Franc (カベルネ・フラン) |
スタイル | Red Wine |
2017/04/12
(2011)
所謂フランス5大シャトーよりも素晴らしい系のカリフォルニアカルトワイン。 前にアルタグラシアを投稿したが、此方はファーストラベル。 90年にアロウホ夫妻がアイズリー・ヴィンヤードを購入してから、アロウホ・エステートを設立。 デイヴィッド・エイブリューと、醸造家トニー・ソーター氏を招き入れ、アロウホ・カベルネ・アイズリー・ヴィンヤードはリリースされた。 一時、ミッシェル・ローランをコンサルタントにしてからは評判を落としていた時期もあった。 近年ではフランソワ・ピノーが買収し、悲しいことにアロウホ夫妻は撤退し別のワイナリーを設立。 小職はアイズリーのアロウホが好きなのである。。。 今はアクセンドセラーズのご健勝を祈念するばかりである。 さて、関心のテイスティングであるが、 濃いこの液体は、ボルドーポイヤックやサンジュリアンのような、深い杉の香りに包まれている。 過剰な樽は感じず、包み込むようなバニラフレーバーの中にプルーンやブルーベリージャムなどの黒い果実の香りがする。 2011という弱いヴィンテージのためか過熟感はない。 粘性は中庸で、酸欠状態のため硬い。 10分ほど時間を置くと、香りに感じたバニラのニュアンスの中に微かな炭やモカを感じる。 あまりにシルキーな舌触りで果実感とスパイシー感の両軸がバランスよく口内に広がる。 これはもう言葉にならない素晴らしいワイン。 ワインは美味しいか、素晴らしいか。 料理が完全に負けてますが、至福の時でございます。
2016/10/31
(2011)