Dom. Duroché Gevrey Chambertin Les Jeunes Rois
ドメーヌ・デュロシェ ジュヴレ・シャンベルタン レ・ジューヌ・ロワ

今や人気が出てとんでもない値段になってしまったブロシュのジュヴレ・シャンベルタン。なかなかにエレガントで美味しいです。

しっかりと厚みのある感じ

3.8

カツオ節のような和風出汁の香り。黒に近いルビー色。パワフルでまだ閉じ気味の感じで、雰囲気は感じるものの本領発揮ではなかった。あと数年寝かせたら美味しかったかな。

ドメーヌ・デュロシェ・ジュヴレ・シャンベルタン・レ・ジューヌ・ロワ2014年を頂いてみました。 こちらはヴィラージュの区画樹齢65年の古樹から作られるキュヴェになります。 薄っすらとオレンジ掛かった綺麗なルビー色。 ブラッディなアメリカン・チェリーにしっとりとしたアースやレザーがほんのりと香ります。 果実が澄んで綺麗なエントリー。細かな爽やかな酸味やタンニンがバランス良く広がり、素晴らしい全体感。ジュヴレらしいキャラクターもとても素直で、熟成の入り口に入りかけた良い感じの状態です。 翌日はプラムやストロベリーの果実味に程よいスパイスも感じ、気軽にジュヴレ・シャンベルタンを楽しむのに最適な1本でした。

早くから飲めて、洗練もコシもある。 初手から良く香る。赤黒果実の酸味と渋味のある芳香。口に含むと、村名にしては、深みと奥行きがあり、ほのかな甘みも心地よい。飲み疲れない酸のバランスもなかなか。玉石混交が激しいアペラシオンだけに、畑と造り手のレベルの高さが良く伝わる。 ただ、これまた6千円近くもする。村名としては高品質ではあるが、気安く飲めない価格。ニュイの酒は、現実の食卓とどんどん乖離していくなあ。

カメレオンに持ち込み

息子の誕生日に。 熟したラズベリー、紅茶の香り。 程よいフレッシュさも残りつつ、しっかりした骨格の素晴らしいワインでした。 手巻寿司と合わせましたが、海苔や醤油と相性良かったです。

ジュブレ・シャンベルタンの造り手違いで飲み比べ。 レ・ジューヌ・ロワ。 際立つミネラル感。少しスパイス。時間が経つと、少しマッシュルーム。 それぞれ、個性があって面白い。