味わい |
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香り |
ワイン名 | Die Ouwingerdreeks Kokerboom 2017 |
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生産地 | South Africa > Western Cape > Olifants River |
生産者 | |
品種 | Sémillon (セミヨン), Sémillon Gris (セミヨン・グリ) |
スタイル | White Wine |
2025/07/14
(2017)
2017 ザ・サディ・ファミリー・ワインズ コカーブーン シトラスダル・マウンテン スワートランド ウェスタン・ケープ/南アフリカ 6/21・ゆーもさんだよ!全員酒豪‼︎ ランチ会@ダ・マサ・その2 ゆーも&hiroさんご夫妻の、交流戦応援遠征に合わせてのワイン会。お久しぶり!のmery Lさんとしんしんさん、お会いしたばかりのぺんぺんさんとbacchanaleさん、そして、ダ・マサ初登場のaiaisarusaruさんに、私とマサさんを加えた、計9名のランチワイン会でした。 2本目から白ワインのゾーン。最初のワインは、ぺんぺんさんから南アのセミヨン。 セミヨンとひと口で言ってしまいましたが、セミヨン・ブラン 75%とセミヨン・グリ 25%のブレンドだそうです(苦笑) いや、セミヨン・グリ…? おそらく初めての体験です。 このワイン、いろいろマニアックなスペックを持っていますが、中身はそれ以上にシリアスというか、ヤバいですね⁉︎ 凄いとか美味しいと言っても間違いではない気もしますが、人の目を逸らさせない、強い求心力のある味わいで、「ヤバい」という言葉が最も適切な気がします。 外観は、非常に密度感のあるプラチナゴールド。 透明度が高く、輝きがありますが、その光はグラスの内側に向かっている印象です。 香りは、初めのうちはかなり閉じていて、果実感よりは、硬質なミネラルや木質系のニュアンスをより強く感じる印象。 しかし開くにつれて、青い柑橘、ライムストーン、チョーク、蜜蝋、黄色い花、花梨、未熟な硬い洋梨、フレッシュハーブ、レモンピール…香りを取りにいく度に、それぞれ異なる、実に多彩な表情を拾ってくる感じです。 では、複雑な香りなのか? と問われると、答えは「否」で、都度都度に感じる香りは、実はシンプルなんですよ! 嗅ぐ度に香りが変わる、カメレオンのような多面的な香りで、そのバリエーションが半端ないんです︎‼︎ 口に含むと、少しオイリーな質感で、とても「張力」が強く、舌を押し返すような稠密なテクスチャを感じます。 かなり内向的で、開くのに多少の時間を要しますが、非常に純度の高い「旨み」が漲るような、緊張感のある味わい。 私は、ドライなタイプのセミヨンを飲む度に、トニックウォーターの風味や質感を思い出すのですが、このワインにもその片鱗は感じられます。 そして、このワイン、アフターに独特の上品な苦味があって、とても印象的な余韻へと続きます。 この苦味が、この日のふた皿目のお料理、「鮎のコンフィ、キュウリのサルサヴェルデ」とモーレツに合いました♡♡♡ セミヨン独特の青い風味はヴェルデソースにバッチリですし、鮎のワタが後口の苦味とこの上なくマリアージュしています。 まるで、事前にワインを試飲してからお料理をつくったような、完璧なペアリング。 こちらのシェフには、本当にいつも驚かされてばかりです(笑) ワインに話を戻すと、このコカーブーンは、個性的でモーレツに美味しくて、そしてクセになりそうなヤバい白ワインを探している方に、文句なしにオススメです♪ この日のワインは、全てが普通のワイン会ならメインを張るようなスペシャルなものばかりでしたが、その中でも、ひと際、存在感が突出していたワインだと思いました。 ワイン名の「コカーブーン/ Kokerboom」は、畑の近くに自生している南アフリカ固有種のアロエの樹にちなんだものだそうです。 個人的には、ちょっと「不思議ちゃん」的な命名じゃないか? と思うのですが、皆さんは、どう思われますか? ぺんぺんさん、ヤバ過ぎる南アのセミヨン、感動しました! ご馳走様✨
2025/06/28
(2017)
20250621ランチ会② 続いてはぺんぺんさんからの サディ・ファミリー・ワインズ コカブーン 2017 強く厳しくそして優しい なんだろう、造り手さんのそのお人柄を ジーンと感じる様な旨さ。 それはぺんぺんさんの語ってくれる ワイン愛、南アフリカ愛、そして こちらの造り手さんへの愛♡ 濃密な果実とあふれるミネラル これはぺんぺんさんとご一緒でなければ 体感できない幸せだなぁ〜 サラダにはピザ生地をカリッと揚げた 「アンジョレッティ」 食感がカリッモチっで美味しい♪ そして絶品鮎のコンフィは 頭からガブリと♡ ワタの苦味がワインのミネラルと最高にマリアージュ✨ ぺんぺんさんからのワインの情報をLINEで教えていただいたので以下コピペ 輸入元ラフィネ 【キュヴェ】ワイナリーから畑までは片道4時間半の道のりで、この畑の傍に生えている個性的な形の古木のアロエ種の呼び名。 サディ・ファミリーの白のキュヴェの中で最もリッチなスタイル のひとつです。 【品種】セミヨン・ブラン 75%、セミヨン・グリ 25% 【W.O.】Citrusdal Mountain / シトラスダル・マウンテン 【畑】この地域で最も古く手付かずだった畑のひとつで、面積が非常に小さい区画です。 【土壌】風化したテーブル・マウンテン砂岩層で、鉄分を多く含む 【樹齢】1930年代 【収量】16hl/ha 【全房使用率】100% 【収穫】手摘みにて収穫後4℃の部屋で一晩冷却し、3時間かけてゆっくりとプレス 【醗酵】フードル樽を用いて、自然のスピードに任せてゆっくりと6~8か月かけて自然醗酵 【マロラクティック醗酵】あり 【熟成】フードル樽を用いて、シュール・リーにて12カ月間 【テイスティングノート】ここ2年ほど続く雨不足により、育成時期の畑、樹々は非常にストレスの多い状態となりました。 昨年に引き続き早めの収穫となりましたが、それでもアルコール度数はしっかり上がり、このワインの偉大さを 改めて感じさせてくれます。独特の蜜蝋やラノリン香などクラシカルなセミヨン特有の豊潤なアロマは健在で、 果実味とミネラルの純度は高く、タンニンと酸が永遠とも思われる濃密なテクスチャーを感じさせ、 テロワールのパワーを感じることができます。 【評価】Tim Atkin MW Special Report 2024 / 96pt, Wine of the Year for Semillon 【アルコール度数】14.0% 正に名実ともに今日の南アフリカワインを牽引するイーベン・サディ氏のワイナリーです。彼は10代の頃から15年間ヨーロッパのワイナリーで修業し、南アフリカに戻った後は 「スパイス・ルート・ワインズ」で醸造責任者を勤めました。その後1998年にスワートランドに自身のワイナリーを設立し、翌年の1999年に古樹による低収量ブドウから造る混醸の白ワイン「パラディウス」と赤ワイン「コルメラ」を発表すると、瞬く間に注目を浴びました。それ以来、南アフリカにおいて最も革新的でインスピレーションに溢れるワインメーカーとして最高の評価を得ています。彼の畑は全て灌漑なしで、古樹からのみ造られるワインはずば抜けた出来栄えを誇り、他の生産者からのリスペクトを厚く受ける造り手です。完璧を求める職人気質で、機械化とは無縁の環境下で全ての作業を重力利用するなどした手作業で行い、スワートランドのテロワールをワインに表現すべく、大いなる情熱を傾けてワイン造りを行っています。
2019/02/18
(2017)
有料試飲会にて サディのコカーブーン2017 セミヨン100% 蜂蜜、白や黄色の小花、洋梨、石灰 オイリーな印象 酸はやや高め ボディはややフルボディ 後味にほろ苦いミネラルを感じる かなり辛口 セミヨンの割にはアルコール度数が抑えられているような(13.5%) 17は確保済みなので、2年ぐらいは寝かせてみます(( _ _ ))..zzzZZ
2019/05/06
(2017)