Delinquente Roko Il Vagabondo Montepulciano
デリンクエンテ ロコ・イル・バガボンド

すき

美味しい。クリーン。エキゾチック

ようやっと飲めた！今年のデリンクエンテ！！ モンテプルチアーノを同一畑で一週間空けて２回収穫したとかなんとか。 透明感のある、紫がかったガーネットで発色が鮮やか。 やっぱりこのワインの香りとしてミックスベリーってワードがしっくりくるなぁ・・・ カシス、ブラックベリー、ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリー、チェリー、スミレ等々が複雑に香る。 やや辛口でしなやかするりそしてジューシーな味わい。 タンニンは舌で転がせば細かく緩やかに収斂するけど、意識しなかったらそこまでは感じないかな。 ・・・と思ったけど、時間の経過でしっかり収斂するようになった！！ このタイミングで香りもかぎ直したけど、華やかになって香りの膨らみ方が段違いに変わった！！ 抜栓したてのジュース感も良かったけど、開いたからかちゃんとワインしてるのが良い！！ 今飲んでも美味いけど、1〜2年寝かせて落ち着かせてみたいなぁ・・・ 確かに23vtのモンテプルチアーノはエレガントって言ってたけど、ほんとにその通りだなぁ・・・

個人的にこの顔はちょっとヤバイ。ウシジマくんに出てくるキメてるような人を思い出した… 甘くうっとりする香りにインク様な色合い。タンニン控えめでおおらか味わいは何ともモンプル。オーストラリアなのにイタリアらしいモンプルでほくそ笑んでしまう。マット・クレイマーのモンプルに外れなし（「めったに言わないことだが本当である。モンテプルチアーノ・ダブルッツォにまずいワインはない。」）は州どころか国を超えて南半球でも証明された。

オーストラリアのモンテプルチアーノ、初めて聞いた。インパクトのあるエチケットに反して素直な果実味と強すぎない渋み。もうちょっと香りが欲しいけど、楽しいワインでした。

オーストラリア南東部のリヴァーランド地方、デリンクエンテ ロコ・イル・バガボンド2021をグラスで。モンテプルチアーノ100%。 色味は明るめのガーネット、香りは若く酸味や青さを有すラズベリー、おそらくマセラシオン・カルボニックに由来するキャンディ香とバナナ。 飲み口は軽く舌をくすぐるような微発泡までいかない発泡感があり、合わせてフレッシュな果実味と酸味がリードし、タンニンは大人しい印象。 一瞬若いガメイ？ボジョレーヌーヴォー？と思ったほどのヌーヴォー(新酒)感、それもそのはずヴィンテージは2021とついさっきまで木に実っていたブドウをキュッと絞った様な、フレッシュなワイン。変顔エチケットと共に記憶に残るワイン。