Cantine Colle Petrito Aglianico
カンティーネ・コッレ・ペトリート アリアーニコ

外観はフチが紫色の濃いガーネット。 香りは…良き！ブルーベリー、ブラックチェリー、腐葉土、キノコ、なによりナツメグやカカオ、西洋杉！シナモンやお香の香りもよく出ており、すごく質の高いアリアニコ！ アリアニコといえば若いうちは酸もタンニンも角が立ってて飲みづらい、飲み疲れしやすい個人的な印象ですが、これは樽使いや醸造が上手いのか、若いうちからスイスイ飲めるワインに仕上がってます。勿論フルボディなので、合わせるなら金のハンバーグのような、ソースも肉も味が濃い系が個人的な好みでした。 最近地元のソムリエ先生のとこで安旨を飲みすぎて中々ヤヴァイ。ワインの奥深さを教えられた2021年でした。

Richterさんから頂いたワイン。 プーリア、アリアニコ 2014 色はかなり濃く、黒みがかったガーネット プラム、レーズン、バラ、すみれ、ナツメグ、リコリス。 濃く濃密な香りです。 アタックは強く辛口。 ドライフルーツやジャムの雰囲気のある濃密な果実味。 酸味は豊富にあるが、太く伸びのあるタイプではなく、パレット前半でアタックと共に広がる酸味。 アルコールは高め、フルボディ。 タンニンも豊富だが、ゴツゴツしたタイプではなく、練れているというよりは、粒の細かい渋味。 酸とタンニンの質から想像すると、標高はそれほど高くなく海に近いエリアのアリアニコかな？ ちょっぴりジャミーで濃厚なアリアニコ。 カンパーニャの山のアリアニコとは雰囲気が違います。 Richterさん、美味しいワインをありがとうございました(^-^)v

果実味とタンニンのバランスがいい、アリアニコ種。

ﾌﾟｰﾘｱ州のｱﾘｱﾆｺ種、第一印象は「なに？この暴れん坊」ってな感じで、濃い赤が好きな自分でも退く渋さ。口に含んだ時、極微炭酸の様にﾋﾟﾘﾋﾟﾘ、甘さもあるがﾀﾝﾆﾝ強すぎ。香りはラム酒の様な樽香とﾊﾞﾆﾗとしか表現出来ず、１日目は一杯で断念、二日目は全体的に落ち着いてﾊﾟﾙﾐｼﾞｬｰﾉと併せて頂きました。開け時は今ではなく、将来素晴らしい古酒に育つような才能を感じました。