味わい |
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香り |
ワイン名 | Aiméstentz Pinot Gris Grand Cru Hengst |
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生産地 | France > Alsace |
生産者 | |
品種 | Pinot Gris (ピノ・グリ) |
スタイル | White Wine |
2023/11/15
(2018)
エメシュテンツ ピノ・グリ グラン・クリュ ヘングスト 2018 アルコール度数13なんだけど、もっと強く感じる。 品種特性なのかな? 紅茶感がすごい。辛口って書いてるけど口当たりはだいぶ甘やか
2023/04/18
(2018)
価格:2,000円 ~ 2,999円(ボトル / ショップ)
ピノ・グリージョ(グリ)の旅・その141 2018 ドメーヌ・エメシュテンツ ピノ・グリ グラン・クリュ ヘングスト アルザス/フランス 日曜日のワイン。 夏のような陽射しの後、突然、激しい雨や雹が降ったり、気温が下がったりと、目まぐるしい天候の1日でした。 連れ合いとふたり、雨上がりの池袋で用事を済ませた後、まっすぐ帰宅する気にならず、たまたま来た「反対方向」の電車に飛び乗ったら埼京線の新宿止まりでした。 もっけの幸いとばかりに、終点の新宿で降り、足を踏み入れたことのなかったバスタのバス乗り場を見たり、ぶらぶらと当てもなく散歩して、20年ぶりぐらいに入る3丁目の居酒屋で軽く一杯飲って帰りました。 その後に、自家製豚角煮の煮汁の余りで炊いた野菜をつまみながら開けたのが、アルザスのグリ/グリのグラン・クリュ、「ヘングスト」です。 エメシュテンツは、初めていただくオー・ランのヴェットルスハイムに所在するドメーヌだそうですが、まったく予備知識のない作り手さん。 別のワインを買いに、たまたま訪れたネットショップで半額セールの中から発見して、思わずポチってしまったワインです。 ヘングスト(=Hengst)は「雄馬」を意味する、並外れた凝縮感とミネラルの複雑さで知られる南アルザス、ヴィンツェナイム村のグラン・クリュ(GC)。 昨年、歴史上初めてピノ・ノワール単独のGCが認められた、たったふたつの畑の片割れ(もうひとつはキルシュベルグ・ド・バール)として、一躍名を馳せました。 CIVA(アルザスワイン委員会)の公式HPによれば、特級畑の総面積は53ヘクタールで、GCワインの割合%はゲヴュルツトラミネールが48%、ピノ・グリが35%、リースリングが17%だそうです(この時点でピノ・ノワールはGC未承認ですが、全体の3.5%相当だとか)。 実際には、そんな予備知識もなくボトルを開けるのですが、このワイン、クロージャはガラス栓のヴィノロック。 グラスに収まったワインは、微かに赤みがかった、明るく輝きのある黄金色です。 粘性たっぷりな印象のラルムも認められ、蜂蜜感が強いですね♪ 香りは、見た目通りの蜂蜜! 定番の熟れた洋梨や、白桃、アプリコットなどジューシーな核果実の香りも濃厚です。 微かに、生姜や白い花なども香り、全体に熟れてグラマラスな印象。 口に含むと、濃醇で肉厚な酒質を感じますが、しなやかでサラリとした口あたりに驚きます。 モーレツな凝縮感があるのに、ワインの分子が小さく、口の中での抵抗をまったく感じない…表現するのが難しいのですが、そんな質感のワインなのです。 口の中では、完熟しているのにクリアな印象の果実味が拡がります。 ワインには、かなりの残糖が含まれているはずで、ネットショップの表示にも「甘口」とあったのですが、実際に味わってみると、ほとんど甘さを感じません。 しなやかで強靭な酸と、際立ったミネラル感が効いていて、濃厚な果実味とのバランスはパーフェクト。 とてもエレガントな味わいです。 時間が経つにつれて蜜感が突出し始め、円やかさと甘さがジワジワと浸透する感じになりますが、最初に感じたサラリとしたスッキリ感は継続します。 澄み切った余韻は長く続き、シャープなミネラルの斬れ味が印象的です。 その余韻の中で、私は「明鏡止水」という言葉を思い浮かべ、ひとりニヤニヤしていました(明鏡止水の境地からは程遠いですね…)。 それにしても、力強さと上品さを同時に楽しめる、素晴らしいグリ/グリのグラでした。 この驚嘆すべき味わいのワインが、半額セールとはいえ2000円台半ば(税込)で買えるとは、日本のワイン市場も奥が深いと思います。 しかし、せめてもう1本買っておけば良かった…(苦笑) (以下、コメント欄に続きます)
2018/07/13
a tempt
2019/02/01
2016/01/24
(2011)
2016/01/13
(2011)