AD Vinum Levat 2018
アド・ヴィヌム レヴァット

今日は祝福の日。そもそもは祝われる日だったのが、この歳になってくると、だんだんといろんなことに感謝する日になる。遥か遠い空の上から世界を眺めて、自分が生かされている、助けられている、支えられている、そんなことを感じる日。 そんな今宵は、タヴェルのテロワールを心から満喫する。私の周りにいつもある小さな、でもかけがえのない幸せ。甘く、柔らかい苺やラズベリーの果実、豊かなミネラル、あとから香るハーブのニュアンス。瑞々しく、身体に潤いを与えてくれるかのようです。 陽のあたる田舎の道端。そこには誰も気が付かないくらいに小さくなっているベリー、側に咲くローズ。葡萄とともに、神の大きな手は、優しく包み込み、盃にそれをそそいだ。

レヴァット 2018 アド ヴィヌム 樹齢70年のグルナッシュノワール 45% 樹齢70年のサンソー 45% 樹齢40年のクレレット 10% 熟成にはブルゴーニュのフレデリックコサールと ジュラのガヌヴァの古樽を使用 いまさら説明の必要もないローヌの人気のロゼ ラングロールのエリックピフェリンに勧められて ラングロールの隣りの畑を購入してワインを造る彼は その畑で採れたグルナッシュとクレレットは タヴェルのアペラシオンを認定されたけど 同じタヴェルの葡萄でもサンソーはタヴェルではなく コートデュローヌで認定のため このワインに「TAVEL」を逆から表記した 「LEVAT」と名付た。なーんてエピソードや 出てくるキラキラな名前を見ただけで ナチュール好きにはもう堪らんヤツです。 上手く表現できないくらい 清らかさここに極まれるってくらいのスルンスルン 世俗に塗れた小汚い50オヤジのワタシも 飲むとココロもカラダも浄化されて 清らかーーになってそう（笑） 沁みます。 自分の誕生日を祝って開けました。 牛しゃぶ、蕪レーゼ（笑）、葡萄と苺 などといただきました。

'18Levatを山飲みで。 まだ若いけど、とても素敵に仕上がってる。 セバスチャンの完成形かな。