『No.605 この味わいは好きなタイプ』 先週あたりから仕事でバタバタな日々。なんかメンタルまいるし、胃もキリキリしちゃって精神衛生上よろしくないわけで。 そして家族と夕食を囲めないのもクサクサしちゃう原因の一つ。つくづく家族との食卓の大切さを思い知るんだよなぁ。 そんな今日もケンタッキーを買って帰った。ケンタッキーは好きなんだけど、一人で食べるのも味気ないわけで。 そんな今夜の夕飯は... ・フライドチキン(オリジナルとブラックホットチキン) ・ブラックホットサンド ・フライドポテト ・赤出汁の味噌汁 今、ケンタッキーの新商品であるブラックホットチキンをセレクト。そして今夜はフランスのアンダース・フレデリック・スティーンのワゾー・ドゥ・メール2015年をお供に。思えば初めてのアンダース・フレデリック・スティーン。いよいよ初めていただけるわけで。こういうドキドキ感が少しでもないと、やってられねーっての。 グラスに注ぐと、香りがこぼれ落ちそうなくらいなアロマティックぶり。改めて香りの方を...をっ！をぉ...溢れんばかりのライチ香。甘く危険な香り...まるで山下達郎のようじゃないか。そして爽やかなハーブのニュアンスも感じたり。えぇ、好きですねぇ。鼻先をずっとグラスに突っ込んどきたいくらい。そして一口...ああぁ、ヤバい、この味わい！ ライチ由来の甘い味わいだけでなく、柑橘のニュアンス、オレンジピール的なほろ苦い後味とほのかな塩味。実に美味しいなぁ。 黒胡椒が効いたブラックホットチキンやサンドとの相性は抜群この上ない。もちろんオリジナルチキンや赤出汁の味噌汁とも良い相性ぶり。 アルコールは15.5%と若干危険水域ではあるけど、こんだけ美味いと止まんないんだよなぁ... アンダース・フレデリック・スティーンのワイン、今回が初めてだったのだけど、実に味わい深い一本だった。また飲まなきゃだなぁ。 ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ