『No.649 程良いトロピカル感』 5月。気がつきゃ5月。早いもんだねぇ。そして明日から大型連休に入る。本当だったら家族で大分に湯治の旅に行くはずだったんだけど... まぁ、そんなこと言ってもしょうがないから、家族でのんびり過ごさなきゃだ。とりあえず明日は泊まりがけで実家に帰る次第。 そんな具合で、今日の夕飯は... ・塩漬け豚と新ジャガの煮物 ・青梗菜と椎茸のバターソテー ・ピーマンと塩昆布の炒め物 ・プチトマトのチーズグリル ・ご飯 今日は妻が、作り置きした塩漬け豚を煮物にしてくれた。あとは野菜主体のメニュー。おぉありがたやありがたや。そして今夜はドイツのヴァイングート・ヴェルナーのマルト・ヴァイス2017年をお供に。 セパージュの方は... ・ミュラートゥルガウ→75% ・リースリング→25% と2016年と変わらずの配合。昨年飲んだ時は、思いの外トロピカルな味わいに、少々面食らったのだけど、今年もまた面食らいたいなぁ...なんて。 グラスに注ぐ...もうグラスから溢れんばかりのトロピカルな果実の香り。パイナップルやバナナ、杏も感じる。あとは桃...そして一口...そう、この感じ！香り通りの豊かな果実の味わいにもかかわらず、甘さをあまり感じさせず、実にドライな味わい。旨味が前面に出てくるからか、食事の邪魔をせず、むしろ寄り添い気味な味わい。 今日の我が家の食卓は野菜主体のメニューだったわけだけど、野菜類のソテー系は問題ない相性。そして塩漬け豚と新ジャガの煮物との相性がとんでもなくよかったわけで。 豚バラのほの甘さに香ばしい新ジャガ、旨味をたっぷり吸い込んだ大根、どれとも相性抜群なんだよなぁ。妻に感謝。ありがたやありがたや。 本当ならばもう少し寝かしとくのもありなのかのなのかもだけど、やっぱりこの美味しさを味わっちゃうと、やっぱ我慢できない...僕は。 次のヴィンテージがリリースされたら、やっぱすぐ開けちゃうのかな？その時はまた妻に頼んで、塩漬け豚と新ジャガの煮物作ってもらわなきゃだ！ ごちそうさまでした♬

カリヤカ・ズノリ