トゥール・サンクリストフは、サンテミリオン歴史地区の東、サン・クリストフ・デ・バルド村に位置するシャトーです。 近くにはch.ヴァランドローやch.フルール・カルディナルがあり、特に優れたテロワールの畑を有しています。 現オーナーはピーター・クォック氏で、前オーナーより2011年にシャトーを購入しました。 所有する畑は11.4ha、畑の管理とワインの醸造にはペレ=ヴェルジェ社のch.ル・ゲやch.ラ・ヴィオレットを手掛けたジェローム・アギーレ氏を、コンサルタントにミシェル・ローラン氏を迎え、テロワールを生かしたワイン造りを行っています。 トゥール・サンクリストフの畑はサン・テミリオンの長く伸びた石灰質台地にテラス状に広がっており、メルロ90%、カベルネフラン10%を栽培しています。 植密度は古い区画で6,500本/ha。現在植え替えを行っている新しい区画は7,500本/ha。 オーナーが変わって、最初に取りかかったことのひとつが、大部分の畑の植密度を高めるために植え替えることでした。 畑の管理は現在はリュット・レゾネで行っていますが、ピーター氏はヴィニョネ村のch.モンブスケに近いch.オー・ブリソンやポムロールのシャトーも所有も所有しており、ビオロジックでの栽培にも取り組んでいます。 現在では、娘のカレンがトゥール・サンクリストフの運営を任されています。 ベリー、バニラ、スパイスの香り。 酸とタンニンは程々。 メリハリがある。

WINE NINJA