デイリーの価格帯を下げるためにKALDIを物色してみました。チリのカルメネールです。 まずは苦手なメルロー香をお見舞いされました…さすが94年までメルロー扱いされていただけのことはあります（笑） 青〜黒の濃い紫色。ガーネットと言うには赤味が弱いです。 涙が落ちるのは少し早いですが、小さめの玉の粒感がしっかりしています。 メルローっぽさは、ローズマリーとナツメグ。果実はブルーベリーとブラックベリーです。 樽が効いており、バニラやスモーキーさも感じます。 中庸のアタックから、しっかりとした味わい。やや控えめの酸・タンニンと、樽感・重厚さのバランスは素晴らしいです。 エラスリスはアコンカグア・ヴァレーを独占所有するワイナリーとのことで、これと同じ1,000円クラスから数万円のワインまで、幅広く手掛けているようです。 この価格帯なら、KALDIで十分じゃないかと思える一本でした。

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