☆3.7（コスパ込み） この19vtの特徴である高いセミヨン比率の賜物でしょうか、包容力ある豊潤さが非常に際立つハイコスパなボルドー・ブランでした── 昼飲みです。 オー・ブリオン＆ラ・ミッション・オー・ブリオンの所有者さんが手掛けるデイリーレンジとして有名ですが、白は初めてです。 同じレンジの赤が結構好きなので、カルディで定価より少しお安いお値段で発見し、即購入。 テクニカル情報を最下部に載せていますが、この19vtは、セミヨン62%の高比率が特徴的です。 いただきます── ○抜栓直後から、黄桃のしっとりした豊潤さが第一印象。バターも若干。オイリーな舌触り。 ○ソーヴィニヨン由来の新緑。青草と言うより、暖かい陽光に包まれた春の新緑。 ○オレンジのアロマも香ります。 お料理と── このボディ感なら、豚肉とも渡り合えると判断し、冷蔵庫にあった豚のスネ肉を塩胡椒で素焼きしてみました。 ○ビミョー（笑） ○このワインの清楚さ＆豚スネの野趣が少しミスマッチ。 ○豊潤とは言え、ボルドー・ブランなので基本属性は清楚です。 ○塩胡椒の素焼きではなく、黄色の果物を使った炒め煮ならイケそう。 ○果物を使った炒め煮で潤い＆ワインに似たアロマを加え、野趣も和らげられたら・・ ○この豚スネ肉焼きは、シメのステーキ丼に回します（笑） ワイン単体でも十分楽しめます。 ５月に頂いた同じシリーズの赤16vtと比べると、ワイン単体の満足度は圧倒的にコチラ。 この19vtはセミヨン比率が高いですが、公式HPによると、年によってソーヴィニヨンが多い時もあるそうです。 19vtは終売してしまいましたが、店舗にある最新vtも試したいと思わせる上質な出来でした。 ★テクニカル情報★ ○19vtです。 ○裏ラベルより、セミヨン62%、ソーヴィニヨン・ブラン28%、ミュスカデル10% ○セミヨン比率が高い点が特徴的ですね。 ○なお、公式HPの情報によると、SBの方が多い年もあります。ちなみに、最新の22vtはSBが55%で最多。 ○ALC12.5%

ぽんちー