野イチゴのようなフレッシュで透明感のある朱色がかった、ガーネット、香りは水っぽいマクワウリや、マルメロのような、若々しくて、また、毛皮のようなワイルドさもあるけど、それぞれがそんなに主張しない、ブルゴーニュでいえば、リュリーやモンテリー。ビオとあるだけに、フレッシュで爽やかで、清涼感があるけど、どこかプラスチックやゴムのような、風味がずうっと背後に続いている。これは、ビオ香？通常なら好ましいかどうか、だけど、嫌な感じはしない。ゴミーは、シラーの骨格になら映えるのだけれども、こんなに自然な若々しさにも！どこか骨格を与えて、存在する意味があるんだなあと思う、そういった個性。ビオ、飲み疲れない、悪酔いしない、ごくごく(ぐびぐび？(^o^;))飲めるっていうけど、ほんとにそう思う。味わいはドルチェットのようにおおらか、香りはどこか大人というか、妖しさすらあるかぐわしさ。

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