エルネスト・ムルジェイ・ペロンのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ。 久しぶりのブルゴーニュ・ルージュです。 澄んだ輝きのある紫がかったやや濃いラズベリーレッド。粘性やや強め。 香りは開いており、ラズベリー、ブルーベリー、カシスなど、ややキャンディのような印象とともに、多少甘めのカシスのような香りがあります。また、紅茶やゼラニウムなどピノの特徴があり、ヴァニラ、樹脂がこれらを包んでいます。 アタックはやや強めで、まろやかな甘みと、なめらかな酸、サラサラとしたタンニンがあります。ブルゴーニュですが、ボリューム感が少ない新世界ピノという印象があります。 余韻はやや長め、アルコール13.5%。 ピノは好きなのですが、よいものはちょっと高めで、一人で開けるのにちょっと躊躇しがち…（笑） これはお中元にいただいたものですが、調べると5000円くらい？ということで、気軽に開けるのもどうかなぁということで、開けられずにセラーにいました。ただ、皆様ご存知のとおり、ブルゴーニュボトルってセラーを圧迫するので、開けることに（笑） おいしくいただいています。ただ、開けたての印象では5000円ほどの感じではないかなぁという印象です。 追記：半分ほど飲んで2日ほど放置してみましたが、香りのボリュームが増えおいしくなりました。最初に感じた新世界感もなくなり、これぞブルゴーニュ・ルージュという感じです。ということで、0.5加算しました。

しみしみ

ブルゴーニュボトル、確かに入れ方に工夫が必要な時ありますよね笑

齋藤司