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3.5
2005年。デュジャックのCM1er。 色は濃い。エッジの鮮血色から中心は濃くて黒っぽい桑の実の色。香りは、ブラックチェリー、プルーン、湿った土、アニス、シナモンなどのスパイス、それらを含んだリキュール。よく熟した感じのボリューミーな果実のニュアンスは、なるほど2005年らしい、と思う。また、花のニュアンスを殆ど感じない。シャンボルミュジニーの特徴より、作り手の特徴が勝る。しっかりした酸とボディがあるのでまだまだ寝かせてもまあokだけど、ここからさらに向上するとか、大化けするような感じはない。 久々に飲んだデュジャック。90年代に飲んだ1976年のクロドラロッシュは今でも自分のベストワインの一つ。熟成したブルゴーニュの一つの理想形、感動した。そのレベルではないけど、98年のオーコンボットもよかった。 とってもお世話になった、思い出深い作り手なんだけど、代替わりして、濃いパワー系にシフトしてきたという評判もあって最近はあまり手を出していない。 この2005年は、2008年くらいに買って、ずっとセラーで寝かせていたもの。良いワインには違いないけど、果実の濃度とボリューム重視で、長期熟成型というより早飲みに焦点があってるようなワイン。自分が好きだったデュジャックとは違う、最近の評判に近いデュジャック。ワインのクオリティは高い、ちゃんと美味しい。でも、これは、好みの問題。
funza
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2005年。デュジャックのCM1er。 色は濃い。エッジの鮮血色から中心は濃くて黒っぽい桑の実の色。香りは、ブラックチェリー、プルーン、湿った土、アニス、シナモンなどのスパイス、それらを含んだリキュール。よく熟した感じのボリューミーな果実のニュアンスは、なるほど2005年らしい、と思う。また、花のニュアンスを殆ど感じない。シャンボルミュジニーの特徴より、作り手の特徴が勝る。しっかりした酸とボディがあるのでまだまだ寝かせてもまあokだけど、ここからさらに向上するとか、大化けするような感じはない。 久々に飲んだデュジャック。90年代に飲んだ1976年のクロドラロッシュは今でも自分のベストワインの一つ。熟成したブルゴーニュの一つの理想形、感動した。そのレベルではないけど、98年のオーコンボットもよかった。 とってもお世話になった、思い出深い作り手なんだけど、代替わりして、濃いパワー系にシフトしてきたという評判もあって最近はあまり手を出していない。 この2005年は、2008年くらいに買って、ずっとセラーで寝かせていたもの。良いワインには違いないけど、果実の濃度とボリューム重視で、長期熟成型というより早飲みに焦点があってるようなワイン。自分が好きだったデュジャックとは違う、最近の評判に近いデュジャック。ワインのクオリティは高い、ちゃんと美味しい。でも、これは、好みの問題。
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