ワイン | Gérard Raphet Clos de la Roche Grand Cru(2003) | ||||||||||||||||||||
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Pasteurさん、初めまして。いつも的確なコメントを勉強させて頂いております。 私もJean Raphetがとても好きな作り手さんで、良い思い出があります。 最近、Pasteur さんと同じ03Clos de La Roch Cuvee Ultra Gérard Raphetを頂きました。 Gérard Raphetはまだ殆ど飲んでいませんが、Pasteur さんと同じ印象でした。 このワインは良いブドウで丁寧に造られている印象で、持っているポテンシャルは素晴らしいと思いました。ただ、まだ若いためか?樽香が強くアメリカ向けの印象もありました。 Denis Mortetも同じですが、ワインも時代と共に変化していますね。
Katsuyuki Tanaka
Tanakaさん、コメントありがとうございます。 ジャン・ラフェのワインには、これぞブルゴーニュ、という風情がありましたよね。ドニ・モルテよりクラシックだと感じてました。息子たちのワインは、私も全然飲んでません。飲み手も変わらないとダメ?でしょうか。
Pasteur
そうですねぇ〜。 私も古い人間なのでまだ、古いワインを頂く事が多いです。セラーのワインも無くなった人ばかりになってますから。 Bourgogneだけではありませんが、2010くらいから明らかに若手のvigneronsを中心にエレガントなワインに変化している様に感じます。 ただ、良いワインは結局、強く、濃い!ですから、その中にフィネスやエレガンスが如何に詰まっているか?だと思います。 ただ、抽出が色濃いワインではダメですよね。 私はちょっと田舎な?燻し銀のJean Raphetやエレガントでワインに魂の宿る先代のDenis Mortetのワインが好きですね。
Katsuyuki Tanaka
ジャン・ラフェは、(珍しく)明るいブルゴーニュ人で、良い意味で正しいブドウ農家の田舎っぺでしたね。こういう人柄が減っているとしたら、寂しいことです。 エレガンスはいいのですが、ブルゴーニュ通みたいな人が、「薄ウマ」とか言ってるのには、首をかしげてしまいます。
Pasteur
非常に濃く新世界的。WA高得点も納得。 派手に香る。キールやチェリーのジャム、アジアンスパイス、茹で上がった小豆など。味わいは、カレラというよりピゾーニ的、と言いたくなる力強さ。猛暑の03だからか、それともドメーヌを引き継いだ息子の気負いゆえか。 私にとって、ラフェはジャン。本当に気立ての良いおじさんで、フラッと訪ねた素人の私に、畑や醸造について熱心に教えながら、古い瓶を開けてくれたのを思い出す。見事なクロ・ド・ベーズやクロ・ヴジョーを、たくさん買って飲んだなあ。
Pasteur