酒井ワイナリーのバーダップワイン赤 昨年夏休みに、直接ワイナリーに行って購入した一本。 紫のニュアンスが強く出ています。ほんのかすかにですが濁りがあります。色合いとしては淡く、ラズベリーレッドです。 香りは開いていて、注いだ瞬間からイチゴ、ラズベリー、スチューベンなどの甘い香りがします。また、ベリーの甘い香りの奥に、レザーや鉄っぽさがあります。 アタックは軽めで、微発泡があります。ていうか、これ微発泡だったの？！という驚き(笑)　 甘さがソフトにありますが、香りの甘さと相まって官能的にはもう少し甘めに感じます。 酸は爽やかにあり、微炭酸とともに心地よく、タンニンはサラサラとした印象ですが、余韻にかすかな苦味を残しおいしいです。 余韻はやや長めで、口の中にMBAらしい味わいを残します。 久々にMBA(主体)を飲みましたが、おいしいです。 低めの温度の方が良さそうですが、温度が上がってくると苦味のニュアンスが出てきて、食事には合わせやすくなります。 以下販売サイトから。 昔ながらの、濾過機を一切使わないノンフィルターワインが自慢です。 　この「バーダップワイン 赤」は、マスカットベリーA主体の数種類のぶどうを全て一つのタンクで、亜硫酸を添加せず、全房で発酵。 　芳醇で複雑、歴史あるぶどう産地である赤湯ならではのワインに仕上がりました。 　年によって収量、原料ぶどう比率が変動するので、その年ごとの美味しさを是非お楽しみください。 　香りには少々スパイシーさのあるベリーやハーブのニュアンス。 　瑞々しい果実味に僅かなガスが溶け込み、爽やかで軽快さのある口当たり。 　渋み自体は少なめながら、ナチュラルな果実味を持つ綺麗な味わいは、飲み飽きせず、ご家庭の食卓に馴染む味わい。 　フルーティーでありつつも、甘みが少なく、ビターな要素があることで飲み進めやすく、引けの良さも特徴的です。

しみしみ