2013 ドメーヌ・アルロー 　ブルゴーニュ・ルージュ ロンスヴィ ブルゴーニュ/フランス 土曜日の夜、アクアパッツァにカヴァを合わせ、その後は日本酒の世界を彷徨っていましたが、私はやはりワインが好きみたいです(๑˃̵ᴗ˂̵) 深夜に近い時間になって徐ろにブルゴーニュ・ルージュを抜栓しました。 ドメーヌ・アルローのACブルゴーニュ・ルージュ“ロンスヴィ”。 このロンスヴィという畑は、全10ha中5haが村名ジュヴレ・シャンベルタン格付、残り半分の5haがACブルゴーニュ格付でそのすべてをアルローが所有しているそうです。 厳格な格付と見るか、単なる嫌がらせ（いじめ？）なのか、ワインを飲んでみる必要がありますね(笑) 素晴らしい口実を見つけたところでワインです。 外観は、とてもクリアな朱色。程よく熟成感が出始めているルビーですね！ 脚の出方などから粘性も十分に見えますが、色合いに階調は見られずフラットな印象で、凝縮感は弱そう。 香りは、とても熟した赤い果実の上立ちに黒果実のベース。綺麗な外向的な香りの立ち方で、強さは控えめですがとても魅力的です♡ 味わいは、程よく熟れた果実味と引き締まった酸、硬すぎず柔らかすぎずの軽快さを感じるミネラル感のバランスが良く快適な飲み心地。 全体に華やかで、ACブルゴーニュとは思えない奥行きや立体感も感じます。 ただ、これがジャヴレ・シャンベルタンの村名ワインかというと、ちょっと違うかなぁ？ という印象です。 同じ村名でも、もう少し北のフィサンとかマルサネあたりのイメージに近く、ジュヴレにしては「黒さ」と「鉄分」が少し足りない感じですಠ_ಠ でも、誤解のないように付け加えますが、このワインに関しては、ジュヴレ・シャンベルタンっぽくないと言っているだけで、ワインそのものはとても水準の高い出来栄えだと思います。 とても美味しいです！ このワインに不足している、「黒さ」と「鉄分」を、私なりに音楽で補ってみることにしました。 アンビエントの元祖ともいえるブライアン・イーノと、テクノとかエレクトロニカというジャンルが存在しなかった時代には、ジャーマンプログレと乱暴に括られていたエレクリック・ポップ・デュオ、クラスターの2枚目のコラボアルバム『アフター・ザ・ヒート』。 1977年に発表されていますから、42年前のアルバムですね∑(ﾟДﾟ) いま聴いても、まったく古びていないどころか、リリースされたばかりみたいにすら思える斬新な曲想やサウンドプロダクションのように感じます♪ かつて存在しなかったジャンルを創ったイノヴェーターの存在感は、やはり格別ですね。 彼らのような存在が、ワインでいえばグラン・クリュのようなものなのではないでしょうか？ 村名ジュヴレ・シャンベルタンのワインが、グラン・クリュのシャンベルタンにはなれないように、彼らと、彼らに影響されて追随していったフォローワーたちとの間には、どうやっても超えることのできない、大きな差異があるように思います(*_*) こんなに美味しいワインをいただきながら、それ故に超えられないヒエラルキーを、より強く感じてしまうなんて…(大汗) このワインを通して、実に興味深いワイン体験を得ることができました٩( ᐛ )و ★急な話で恐縮ですが、今週の土曜日7/13に行われる、JSA埼玉支部 例会セミナー　[D] 「気くばりの実践」に参加することになりました（本日申し込みました・笑）。出席予定の方がいらっしゃったら、反省会とかご一緒にいかがですか？ ぜひ、お声がけください\(//∇//)\

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ワインの造詣も深いけど、音楽も深く、また幅広いですね。

糖質制限の男

糖質制限の男さん ワインと音楽、とても相性の良いもの同士の組み合わせで、時として面白い化学反応が楽しめますよね！ ともに人間の感性に強く働きかけ、記憶に深く刻みこまれる点が共通していて、特定の曲やフレーズを聴いたり、特定の銘柄のワインを飲むことで過去の記憶がピンポイントで蘇ったりして、驚かされますね(๑˃̵ᴗ˂̵) このふたつを結びつけて遊ぶのは、本当に楽しいですね！

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