思い切って赤のグラスも入手。日本女性の手に合わせて小さくしたという、リーデルの赤ワイングラスです。こちらで飲む1本目はボルドー・スーペリウールの実力派「シャトー・テネン2015」。 グラス……自分の手は小さめなので、これでも大きく感じますが、ギリギリ持てなくもないかな。凹型のところに手を当てると飲みやすいです！　薄くて硬いグラスのおかげで口当たりがシャープなのはもちろんのことですが、発見だったのは、グラスの内側のたっぷり余裕のある空間にて、赤ワインの香りがぐるぐる対流してる様が感じられたこと。そして軽い！　天使の羽根がついているかのように軽いんです。ステムが付いていない分軽いのは当たり前なのかもしれませんが、素晴らしいです。リーデル。……なお「ステムが無い」ので、グラスの上半分を持って飲んでますが全く問題無いです。 ワインの味はというと……1日目。可も無く不可も無く。 2日目。少々泥臭くなりました。香りも酸味も苦味も無いので難しかったのか、家族はリタイア。 3日目。泥は泥でも果実味が有りますよ？　私は楽しめました。 メルロー85%カベソー15%。 シャトー・テネンは、サンテミリオン近くのグール/Goursという小さな村にある非常に小さな生産者。伝統的な醸造を守りつつ、2009年からはオーガニック栽培に切り替え品質の向上に熱心に取り組んでいるそうです。

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