レ・オー・ド・マレスカス02 オー・メドック。 少しは古酒っぽいのを期待していたが、全然！ ピンピンしていて酸味も豊か。 強い。ちょっとお手上げ。 アルコール感も強い。プラムの味わいが長く続く。 これだけだとチリカベと変わらんなーと思った矢先、背後に柑橘類が、私たちもいるわよと存在を主張する。スパイス類。これはメルロー由来かな。 まとまりが感じられないのは、当方のコンディションの問題なんだろうか？ 探せばアプリコットなどのニュアンスもある。 複雑さにおいては相当なものがあるようだ。 ただ各要素が孤立していて、飲み手が探して歩く感じ。アンサンブルを感じたかった。 全体をまとめる果実味が不足している？ヴィンテージの問題？ あるいはもっと熟成させると、甘みが増すかも知れない。

Nora