目をつぶって飲んだら赤ワインと思ってしまうような凝縮感。味の端に粉っぽいタンニンと近いものを感じる。味わいは豊満で膨らみがある。押しつけがましさはなく、トーンは落ち着いている。アルコールからくると思われるコクのある甘み。アフターで舌にぐっとタンニンが残るのがかえって心地よい。 温度が上がると若干のカカオ感。不思議とほんのりクリーム感も出てくる。タンニンがやや前にくる。10-12℃くらいがベストか。 ロゼというカテゴリーを改めて考えさせる。作り込み具合がすごい。エレガントな赤に限りなく近づきながら一線引いてる。 乾いた印象がなくジューシー。程よく重さがあり、引きが絶妙で飲み続けられる。

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