『No.899 唐揚げには鉄板』 金曜日。仕事後の歯科検診を済ませ、いつも通りの唐揚げ屋で持ち帰りのテイクアウト。いつもなら、鷄皮は二人前オーダーするのだが、あいにく本日は一人前で売り切れとのこと。 うーん、何だか物足りないなぁ…ってことで、セブンのフライドポテトを買い足し帰宅。 買ってきたものを皿に盛る妻が、「うーん、これは男子高校生が喜びそうなおかずねぇ」確かにそうだね。でもいただきますの合図と共に瞬殺なんだろうけどね。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・唐揚げ盛り合わせ(モモ・ムネ・皮・フライドポテト) ・千切りキャベツ これに、ご飯と味噌汁といった具合。そしてドイツのイミッヒ・バッテリーベルクのC.A.I.リースリング・カビネット2019年をお供に。そういえばエチケットのデザインがガラッと変わっているなぁ。これはこれで大好きかな。 スクリューキャップを回し抜栓、グラスに注ぐ。フワッと香る酸味の効いたレモンのような爽やかな果実の香り。そして一口…おっ、キュッとくる酸味やコリっとしたミネラル感と共に、独特のエグみのようなものを感じた。ちょっとウっとなるくらいの強さで。何だこれ？とりあえずムネ唐揚げを一口頬張り、気を取り直してワインを一口…ん？さっき感じた強めのエグみがスコーンとなかったような感じ。んでもって美味しい。 やっぱ、揚げ物にコリコリっとしたミネラル感たっぷりのリースリングって合うんだなぁ…としみじみ思う秋の夜。 あと、そこまでドライではない、どこかしら感じるふくよかなほの甘さと、きれいに伸びのようなものを感じる酸味。その伸びに寄り添うような旨味。だからか、そこそこ余韻めいたものを感じるわけだ。柑橘や擦ったリンゴ、ほのかに蜜たっぷりの梨の風味。ちょこっとハーブや若草のようなニュアンス。 爽やかでフレッシュ、決してシルキーやクリスタルまではいかないけど、するりとした飲み心地(ちょっとだけざらつきを感じなくもないが)に透明感を感じさせてくれるのが嬉しい。 イミッヒ・バッテリーベルク。一時期は輸入が危うい状態もあったけど、今は安定のラシーヌさんが扱ってくれてて、安定供給してもらえるのがホント嬉しい。これからもがっつり飲まなきゃだ。 ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ

うわー！コレ飲みたかったんです！でもどこも売り切れで…。羨ましい(๑>◡<๑) カリヤカさんのポストで飲んだ気になろーっと（笑） 目を離した好きにスコーンと変わるのが、最初栗みたいな食感だったビネールのリースリングが大変身した時を思い出しました。 ワインて、ほんまに不思議ですよね〜(°▽°)

はじめ。

はじめ。さん→どうもこんばんはでございます！コメントありがとうございます♬ コレ、もう品切れなんですね...知らなかったぁ。インポーターも安定してきたので、ここ最近は買いやすかったですけど。たぶん次のヴィンテージもドサっと売ると思いますので、ぜひお手にしていただけたら。 そらにしてもビネールさんの栗のリースリングめっちゃ興味しんしんです！僕も次の機会にゲットしたいです。 それにしてもほんとワインって不思議な飲み物ですよね(笑)。

カリヤカ・ズノリ