ソーヴィニョン・ブランの典型的な青い香り。ちょっとビックリするくらいソーヴィニョン・ブラン。当たり前ではあるけど、これがドイツ産というのが驚き。何も知らなかったらニュージーランド産だと思うだろう。これだったら単体で千円でも買っていい。グリーンな縁取りのなかにブドウの甘さがあり、いいバランス。上に伸びるようなスケール感があり、ピノ・ブランよりも奥行きやボリュームがある。 四日目。もう一度言うけど、ちゃんとソーヴィニョン・ブラン。お手本のような味わい。パッションフルーツのニュアンスが前面に出てきた。エスニック系料理店のグラスワインにぴったりなのでは。あって欲しい。品種の特徴は何よりも外側に発散するグリーンな味わいで、あとはそれが鋭角なのか丸いかの違いになる。果実味がちゃんとあって、水っぽくならないのがまたいい。 五日目。味わいにマイナスのところ無し。変わらず美味しい。 グリーンオリーヴと味の方向性が似ているのでよく合う。

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