ワイナリーには何度か訪問した事のある高畠ワイナリーのワイン。 マスカット・ベーリーＡという品種。 【色味】 澄み切った淡いロゼ色という印象(ロゼワインではないが)。注ぎ口には白色の混ざった、ピンクと言うより桃色が見える。 【香り】 蜂蜜のような、少しもったりした甘みを感じる香り。他にはシナモンのような印象の香りもある。シナモンはスティックの方。 【飲み口】 色味通り軽いかと思いきや、かなり強い酸味とアルコール感があり、液体に存在感がある。アルコール感はフルボディのワインより強いのでは、と言うくらい即効性の火照り。喉だけでなく胃でも存在を感じる程。渋みは感じられなかったが、収斂感は舌先にピリピリ感じる程度にはある。 【味】 強い酸味の第一印象は、かなり下品だが、嘔吐直前の胃酸を思い浮かべた。喉にガツンと来る酸性という感じ。酸味に少し慣れると、真っ赤なベリー(木の実的な)、若干青いバナナ(？)、それから薄い紅茶のイメージがあった。 高畠ワイナリーは田園地帯の中にあり、見学出来る場所は広くないものの、のどかで良い所です。 当時はワインに関心がなく、試飲してもよく味が分かっていませんでしたが、高畠ワイナリー自慢の「まほろばの貴婦人」は赤白ともにとても美味しかったですね。お値段も中々……ですが。 コロナが収まれば、のんびりワイナリー巡りの旅行なんて憧れますね。

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