ピノタージュという葡萄を初めて頂きました。香りは苺やブラックチェリー、さらにローズマリー的なハーブのニュアンスが良いバランスを作っています。ファーストアタックで南アフリカらしさを感じられた気がします。ヴィンテージは2014年。 とてもスッキリした飲み口で、サッパリとしたフィニッシュ。なので余韻は短いですが、お肉と合わせると甘みが増し、香りが膨らむので、その分だけ余韻が追加されますかね。 ただ、時間とともにハーブよりも苺感の方に割合がシフトしていきます。程良い酸味やスパイシーさも伴いながら、味わいはより深く、よりマイルドになっていく変化が見えます。個人的にはセカンドワインにもってこいな印象。 そんな感じのワイン。

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