ボルドー　グラーヴ　ペサック・レオニャン メルロー50％、カベソー50％ 2015年 S$64 (85-21) 赤黒ベリー、グラファイト、埃っぽさ、杉の木、タール、仄かに塩バニラやクローブ。 口に含むと、赤寄りの酸が前面にあるベリーに樽由来のバニラ感が感じられるアタック。 若いボルドーだけど重たくなくて、エキスは中庸もしくは軽やかに感じるくらい。 収斂味は中庸＋でガッシリした苦味のニュアンスがあり、樽からの？ロースト感と相まってビターさを出す。 若さゆえ？樽由来の香ばしさを比較的前面に感じやすい一方で、土っぽさや埃っぽさがクールで落ち着いた方向にもリードする。 そのまはま余韻までカフェオレ系のリッチさとボルドーらしい？抑制的なニュアンスが同居したバランス感が続く。 2日目には熟したバルサミコのニュアンスと塩っぽさが増す感じ。 極端に言うと、初日と2日目では5年くらい時間が経ったような感覚。 と言っても、まだまだボルドーとしては先が長い中での5年なので、ネガティブな印象では無い。 美味しい〜今飲んでバッチリです！ (抜栓からの変化のスピードは早いと思いましたけど。。。) もちろんまだまだ伸びしろありそうですけど、樽化粧が少し浮いてるくらいの若々しいボルドーが好きな自分(笑)にとってはドンピシャ(^ ^) ググって分かったんですけど、シャトー・スミス・オー・ラフィットって自社で樽工房を持っていて、所要量の2/3は自前で調達してるとか。。 それも納得のちょうどええ〜化粧ノリ♪

Toshio Iimura