『No.857 カジュアルな骨太娘』 スマホを駐車場で落としてしまったのだが、運悪くディスプレイ側を地面に当て、ディスプレイにヒビが入ってしまった。仕事を終え、すぐさま修理専門店に出向き修理を依頼。画面交換だと云万円かかるとのことだったが、画面を覆う薄いガラス製のカバーにひびが入っただけで、ディスプレイ自体は無傷とのこと…よかったぁ。 替えのフィルムを張ってもらい、ついでに在庫処分とのことで、格安でスマホケースも購入。 結果三千円弱で済んだ。ウヒャヒャ嬉しいな！でも今度からは気をつけないとだ。そんなこんで帰宅。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・鶏肉のトマト煮 ・ジャガイモとトマトのグリル それにご飯と味噌汁といった感じ。そしてイタリアはトスカーナのジョコリのアルツィッロ・ロッソ2017年をお供に。サンジョヴェーゼ主体にカナイオーロ、マルヴァジア、トレッビアーノ等をブレンドした一本。昔ながらのキャンティを作っている作り手さん。どんなもんなのかな？ 抜栓し、グラスに注ぐ。少し濃いめの色合い。さくらんぼや木苺のような少し野性味のある果実の香り。そして一口…あ、キュッとくる酸味。少し強いかもだけどなんだか気持ち良い酸味。アクセントというより少し強め。そして豊かな果実の味わい。なんだろ楽しくなっちゃうような味わいだな。どこか骨太、でもミディアム寄りななボディで、カジュアルな雰囲気も持ち合わせてるので、気負わず飲めるのが嬉しい。 鶏肉のトマト煮に合う合う。トマト系の料理に合わせやすいんだろうなきっと。ニンニクを効かせた豚肉のソテーなんかもいいんだろうな。豚肉と言えば、生姜焼きも合うと思うんだよな。 こうやって合わせたいメニューがスラスラ浮かぶワインは僕の中ではいいワイン(あくまで主観)。そしてカジュアルさと旁の丁寧さが感じられるこのワイン。それに何より、このエチケットも愛らしいし。 こうやってまた美味しいワインを提供してくれる作り手さんと出会えてよかったよかった。 ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ