飲み頃。オフゆえの柔らかさ、優しさが心地よい。 濃さを感じさせない色合い。黒果実のコンフィチュールやリキュールの風味が広がる。とても滑らかで、柔和な口当たり。各要素がすでに丸く収まり、舌の上で転がしても、角が立ってくるところがない。ボルドーのトップシャトーのような発展はないが、ぶどうの旨味がちゃんと熟成している。 1998年と2000年は米国好きなら忌み嫌うヴィンテージなのだろうが、私はあえて、パーカー低評価を狙う派。青かったり濃密すぎない年のものの方が、時を経ると複雑に変化するから。80年代のカリフォルニアを飲みながら、某トッププロからオフの楽しみ方のポイントを教わって以来。

Pasteur

Pasteturさんは熟成させてから楽しまれることが多いのでそういう良さをご存知なのでしょうね^_^未踏の領域です^_^

m.shingo

m.shingoさん、ワインは時間を飲む酒でもありますからね。でも、若いワインも努めて飲むようにしますね。

Pasteur