オーセロワ含めピノ系品種から、しかも異なるヴィンテージをブレンドした変態ワイン。これが化ける瞬間に立ち会いたい。 硬質なボディ、しっかりとした旨味、磨かれた果実味。艶やかで、きれいに仕上がっているので、素性を知らなければさらりと飲んでしまうかもしれない。 余韻の立ち上ぼりからスケールの大きさを感じさせる。温度はそう上げなくてもいい。10-12℃くらいがよさそう。クラフトとは何かを思い至らせるのに最適のワイン。 う～ん！時間が経ってぐんぐん伸びてきた。ブドウ本来の旨味が尻上がりに突き抜けていく。ワイン単体で味わうか、合わせるなら趣向を凝らして繊細に仕上げた料理を用意したい。 注いでから30分近く経ち、温度がちょうどよくなって開いてきた。黄色い果皮のフルーツを一緒くたに口に頬ばったような果実味。

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