エステートゴイチ　シラー2017 ゴイチワイン サンサンワイナリーと長野シラー同士の飲み比べ。左がゴイチ、右がサンサン。 色は落ち着きのある濃い目のラズベリーレッド。コルクの色からサンサンエステートとかなり色差がありそうだがグラスで並べるとゴイチがやや紫が強い程度。 香りは豊かで、裏ラベル曰くラズベリーだがそれより若干色の濃いブルーベリー等の果実味に感じる。そしてスパイシーさやスモーキーさというか埃っぽさ、ジビエ感等の複雑な香りがあって質としてもバリエーションがある。 アタックは果実味を感じる中等度、柔らかな甘みとしっかりした酸味、タンニンは緻密かつ熟れていてスマートなバランス、アフターはやや長。 果実味の力強さやアルコール量で他国のシラーに比べて細く見えるが雰囲気（香り）にしっかり特徴が強く、例えるならハーフに見間違われる純日本人のような感じ。草刈正雄とか布施明の若い頃とか？芸能人はよくわからないけど。 柿沢シラーとの比較は、ゴイチの方が芳香に強みがありやや甘く、柿沢シラーの方が酸味に寄っていてハーブ等の冷涼感のある要素が取れる。

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