2003年の白。絢爛たる芳香と豊かな味わい。 開けたてから香りが全開。白い花束から始まり、すぐにトロピカルなムードが漂い始める。それら前奏がすんでまとまり始めると、独特の世界観が広がる。必要な酸はありながら、それでもやはりヴィンテージなりの厚みがある。良作年と比べれば、ややバランスを欠くのかもしれないが、しかしスケールのある見事な味わい。ボーカステルとはまた別の、白パプの極みであろう。 これを27000円で出すグランメゾンは実に立派であり、お客さんたちはどうかブルゴーニュばっかり飲んでください、ロワールやアルザスやローヌの値打ち物には気づかないでください、と祈ってしまう。

Pasteur

Pasteurさん、おはようございます。 こちらは有楽町の地下のお店でしょうか？ 初代シェフ、高橋徳男さんが居た頃は何度か伺いましたが、最近はご無沙汰してます。 その昔、こちらのワインリストは本当に素晴らしかった！ 有名なソムリエもこちら出身が沢山いますね。

Katsuyuki Tanaka

Tanakaさん、おはようございます。 ご名答です。私は最近になってちょくちょく行ってます。昔ほどではないにせよ、それでも2次市場では見つけにくいワインが少なからずあるのと、状態が安心なので、飲みに行くには良いかと思っています。ここの現役・OBソムリエは、ガラパゴスな人が多いかな、という気がします。

Pasteur