L'Ostal Le Tour写真(ワイン) by WINE NINJA

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LL

REVIEWS

ワインL'Ostal Le Tour(2014)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
  • Original
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2016-04-09
飲んだ場所ガーデンカフェ
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯
価格3600
インポーターディオニー

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WINE NINJA

ルイ・ペロは大学卒業後、パリのガリマール出版社というフランスを代表する文学の出版社で小説の編集者として働いていました。 しかし2012年に他の出版社で働いていた妻のシャルロットと、自然により近い生活をしたいと一念発起しヴィニュロンになることを決意、ボーヌの醸造学校に通います。 修了後、研修先に選んだのはカオールのナチュラルワインの造り手シモン・ビュッセのところでした。 そこで彼の哲学と仕事をしっかりと学び、自分も果実味と冷涼感を両立させるエレガントスタイルのワイン造りへの意思を固めていきます。 そして約一年の時が経ったある日、独立への想いを告げました。 するとシモンはルイの門出に自分の畑の一部を彼に譲ってくれたのです。 シュドウエスト出身の彼にとってこの地方で畑を手に入れることは願ってもないチャンスでした。 また、この自然環境こそが、妻と共にこれからの人生を過ごすのに最適だと確信しました。 現在はデュラベル、バラン、プレイサックという3つのコミューンに合計2haの畑を所有し、その95%がマルベック、残りはメルローの畑です。 また、2016年からはピュイ・レヴェクと呼ばれるコミューンにも畑を取得し、生産本数も増えていく予定です。 土壌はコミューンによって多少の違いはありますが、主に酸化鉄を含む赤土と粘土石灰が混じっており、そのコミューンごとに収穫・醸造をしていくの が彼のスタイルです。 例えば粘土の多い場所で採れたマルベックは重くなりがちなのでマセラシオンカルボニックを行い軽くてフルーティなスタイルに、砂 の多い場所で採れたものは除梗してから発酵させて凝縮感のあるスタイルにするといった工夫をしています。 マルベックはブドウの皮が厚く、タンニンを多く抽出し収斂性が強いワインになることが多い品種です。 しかし、彼はそのスタイルではなく、果実味があ りながらエレガントで冷涼感のあるワイン造りを目指しているため、通常行うルモンタージュは行わずピジャージュも果帽が乾かない程度に軽く足踏み するのみで、必要以上のエキスとタンニンの抽出は行いません。 発酵が終わると少し醸造所から離れた洞窟の中でゆっくりと熟成させ、ブドウ本来の旨みを伝えるために無濾過・無清澄・SO2無添加で瓶詰めします。 濃い紫色。 ベリー、チョコの香り。 濃厚。

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