パイパーエドシック エッセンシエルnv 08が89%、デゴルジュ2013/3 色調はそれなりに熟成感がある黄金色 濃厚なバターとpnに由来すると思われる香ばしさに甘やかなブリオッシュが伴う スタイルとしてはクリコのミレジメにかなり近く、nvとしてはかなりの水準 果実の砂糖漬けとまでは言いづらい点とアフターに抜ける凝縮感でやや譲るあたりが価格相応か 酸が落ち着き始めている反面、泡はまだまだ溌剌としている やや乖離があるのは保管温度が高かったせいかもしれない ドザージュが少ないからか、香りの熟成感からは想像できないほど口当たりは柔らかで軽い パイパーのスタンダードの1つ上 価格的にはテタンジェなど大手のスタンダードと肩を並べるくらいだが、何より熟成感で勝る あくまで食を邪魔しないというスタンスは崩さずにリッチに仕上がっており、コストパフォーマンスは高い

okn