少しだけ紫が混ざってるけど落ち着いた色合い。ほんの少し濁ってる。 ハッカのような清涼感。ハーブ、茎。強い香りがグラスから溢れてくる。 なかなかビシッと定まっていて、良い意味で、広域ながら暑いヴィンテージによる底上げも感じられる。 充実感があり、後味も十分に強い。 若くてピチピチとした酸。ここからは暑い年の影響は感じられない。 それぞれ強くはないものの、じわじわとした旨味、一定の深み。 濃密なエキス感。 さすが大手、暑い年を上手くコントロールしてるなという印象。少しタンニンを感じ、ボーヌ側感はあるものの、ブルゴーニュの良さ、特に酸と旨味を上手く出して、それらが隠れない程度に濃さも感じる。 スクリュー。 何より値段が素晴らしい。近くのアピタで定価1800円の2割引で入手。 最近のブルゴーニュは質だけでなく値段についても、大手ネゴスに期待してる。上位キュヴェと造りを別けて裾ものの値段を下げてほしい。

hamuito