モルゴン村の自然派醸造家、ダミアン・コクレさんのワインです。この2012年を醸造しているときは、まだ3年目の若手だったとのこと。 2012年のボージョレ地区は、色々な悪天候に見舞われて収穫量が半減したそうですが、ダミアンさんの努力と友人達の協力により、品質の良い葡萄を収穫できたそうです。 色合いは透明感のある小豆色。もしかして、もう少し落ち着かせてから開けた方が良かったのか？まだオリのつぶつぶが浮遊してました(^^;) 香りは弱めですが、やはりガメイらしい梅紫蘇の香りがあります。そして、熟成を感じる丸みのある冷涼感。土のニュアンスの方も円やかで落ち着きがあります。 頂いてみると、薄旨系でエキス感たっぷりでした(^^)口当たりもまろやかで、綺麗に溶け込んだタンニンやミネラルを感じながら、鼻に抜ける赤花の香りを楽しめます。 なんだか飲んでじっくり浸れます。そして、10年経っていても果実味にはフレッシュさを感じました。飲み頃感はありますが、まだまだ寝かせても面白そうですね(^^) そんな感じのワイン。

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